自由な異世界転生！…ではない

13. ページ16

怒り出したルフィを横目に


『マキノさん雑巾貸してくれますか？』


私はシャンクスさんとルフィの口喧嘩を片付けをしながら聞いていた


もう帰るというルフィの腕をシャンクスさんが掴むと


びよーんとルフィの腕が伸びた


そして全員が飲んでいた酒を吹き出した


『…息ぴったりすぎませんか？』


そしてルフィがゴムゴムの実という悪魔の実を食べたことが発覚した


数日後ー店


私は今ルフィ君の愚痴をマキノさんと一緒に聞いています


ルフ「おれはシャンクス達をかいかぶっていたよ！もっとかっこいい海賊かと思ってたんだ
げんめつしたね」


マキ「そうかしらね 私はあんな事されても平気で笑ってられる方がかっこいいと思うわ」


『私も山賊の方がつまらないと思います 人殺しを自慢する人なんて好きになれない』


ルフ「リアもマキノもわかってねぇからな 男にはやらなきゃいけねぇ時があるんだ！」


マキ「そう…ダメね 私は」


ルフ「うん ダメだ」


『…』


そうして話していると


「邪魔するぜぇ」


ドアが開きヒグマが入ってくる


ルフ「げ…」



ヒグ「今日は海賊共はいねぇんだな 静かでいい…また通りかかったんで立ち寄ってやったぞ」


黙っていると


ヒグ「何ぼーっとしてやがる おれ達ぁ客だぜ！酒だ！！」


と注文を出す


そしてヒグマ達が酒を飲んでいる時


ヒグ「あの時の海賊共の顔見たかよ？酒ぶっかけられても文句一つ言えねぇで！情けない奴らだ！海賊なんてあんなモンだ カッコばっかで」


と話している時に


ルフ「やめろ！！！」


ヒグ「ああ！？」


ルフ「シャンクス達をバカにするなよ！腰ヌケなんかじゃないぞ！」


マキノさんが止めるがルフィは言うのをやめない


ルフ「シャンクス達をバカにするなよ！！！」


そのあとルフィが酒場の外に投げられる


『はぁ…まったく、マキノさん村長さんに言いにいってください』


マキ「わ、分かったわ！」


私は山賊の後を追い外に出た

14.→←12.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す