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sk「ただいまー!」
ab「佐久間おかえり。早かったね」
sk「阿部ちゃんも早いね!…今日は早めに仕事終わらせてきた!
ちょっとでも早く阿部ちゃんに会いたかったんだもーん!」
ab「っふふ、今日、うちの店のご飯分けて貰ったから、晩ご飯それでどう?」
家に帰ると、先に帰っていた阿部ちゃんが、晩ご飯の準備をしていてくれた。
あー可愛い。
ほんと癒し。
sk「おっいいねー!……っと、その前に!」
ab「はいはい」
両手をバッと広げると、少し微笑んで阿部ちゃんが抱きしめてくれる。
sk「……ん」
ちゅ、と唇が軽く重なった。
家に帰ったらまずこうするのが、俺たちの恒例行事。
こうすると、仕事のストレスとかそういうのが全部吹っ飛ぶ。
実は最初はハグだけだったんだけど、阿部ちゃんが勝手にキスまでしてくるから、それが嬉しくてキスも追加になった。
ab「…佐久間可愛い」
sk「阿部ちゃんも可愛いー!」
我ながら、結構なバカップルっぷりだと思う。
けど、お互いそれをわかっていてもこれが楽しいし、やめられない。
非日常的な仕事とは真逆の、この日常感がクセになる。
……うん、やっぱり、ずっと一緒にいれるゆり組も羨ましいっちゃ羨ましいけど、俺にはこれが1番。
ab「いただきます」
sk「いただきまーす!」
食卓に並ぶ料理の数々。
随分メニューが豊富なんだなぁ、阿部ちゃんの働くカフェ。
今度行ってみたいなぁ〜
sk「すご、チンジャオロースまでカフェで出してんの?」
ab「いや、それはうちの料理上手い子が昼ご飯に賄いとして作ってくれたんだ」
sk「えーそうなんだ!凄いな…これ普通に売っても平気だよ絶対!めっちゃ美味しい!」
ab「ふふふ、そう?明日言っとく」
阿部ちゃんの笑顔が自分に移って、うふふふっと笑った後に、またご飯を口に入れる。
“意外と同業者だったりして”
何故か、急に今朝のふっかの声が頭に響く。
ab「…佐久間?どうしたの?」
sk「んーん?なんでもない!」
いやいや、万が一でもあり得ないわ。
実際阿部ちゃんカフェ勤めだし。
ふっかも変な冗談言うんだなぁ〜なんて思いながら、最後の一口をかき込んだ。
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さーちゃんキンプリLove(プロフ) - れいあさん» 更新楽しみに待ってます!これからも頑張ってください! (2020年6月10日 19時) (レス) id: 5394df7d2a (このIDを非表示/違反報告)
れいあ(プロフ) - さーちゃんキンプリLoveさん» 初めまして、コメントありがとうございます!そう言ってくださってありがとうございますーーー!好きと言っていただいて本当に嬉しいです!是非頑張らせていただきます(*´艸`*) (2020年6月10日 18時) (レス) id: 0e24289ba8 (このIDを非表示/違反報告)
れいあ(プロフ) - めぐみみさん» 逆…ありますね!(笑)阿部ちゃんsideでももうすぐです!ありがとうございます、更新度最近落ち気味で申し訳ないですが是非がんばらせていただきます! (2020年6月10日 18時) (レス) id: 0e24289ba8 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんキンプリLove(プロフ) - 初めまして,このお話がハッピーエンドになるのかならないのか更新されるたびハラハラしながら読んでいます笑とてもとても好きな作品です!これからも頑張ってください! (2020年6月10日 16時) (レス) id: 5394df7d2a (このIDを非表示/違反報告)
めぐみみ(プロフ) - ああっ!!佐久間くんに阿部ちゃんの正体がバレてしまいましたね。てことは、逆もあるってことですよね?うわぁ、辛すぎる…。でも、更新されるのを楽しみにしています。 (2020年6月10日 0時) (レス) id: 5685bea8d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいあ | 作成日時:2020年5月26日 16時