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「悪いが、あんたのことは結構調べさせて貰ってるんだがな……
"家族"とやら、殺されたくは無いだろう？」
『……は？』
家族を殺す？私の？
『そんな事をするつもりなら、今すぐあんたを殺す。』
「怖いねぇ……だがそれはお前が俺に逆らったらの話だ。
どうだ？これで来る気になったか？」
『……少し、考えさせて欲しい。』
「そうか……まあいいだろう。
ただし、俺に関することを口外した場合には、お前も家族も殺すからな。」
『……わかった。』
「じゃあまたいつか来る。
いい返事が聞けることを願っているぞ、怪物？」
そう言いながら、男は黒いもやに包まれ消えていった。
『っはぁぁああ、なんだよあいつ……』
敵なんて心底関わりたくないのに。
ヒーローを目指し始めてまだ一ヶ月なのに、敵に勧誘されるとかなんの冗談だよ……？
しかも断れば、私含む三人が殺されるおまけ付きで……。
また来ると言っていたけど、いつ来るのだろうか？
＿＿＿その時に殺してしまえば……
いや、もし男の仲間がいたら出久達が殺されるかもしれないのだ、そんな危険は犯せない。
第一、男の個性もまだ把握し切れていないのに、殺せるかどうかすらもわからない。
警察やヒーローに相談するのも危険だ。
確かに対処はしてくれるだろうけど、あのワープで家まで来られたらそんなのは関係ない。
＿＿＿私が協力するしか、ないんじゃ……。
『なんで私なんだよ……他にもっと人いるだろ……』
こんなガキにこだわる理由なんて無いだろうに。
あれか？さっきちょっと言ってた「個性で壊れないから」ってこと？
探せばもっと良い人材がいるっしょ……！
……考えたって、最適解は変わらないんだ。
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れふたー(プロフ) - 結衣さん» そこまで言って頂けて嬉しいです！学業との兼ね合いで更新に波があったりしますが、できるだけ毎日更新できるように頑張ります！ (2020年5月2日 15時) (
レス) id: 71a6eff1cd (このIDを非表示/違反報告)
結衣 - この作品最高です！！！頑張ってください！！ (2020年5月2日 14時) (レス) id: 595fd40667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れふたー | 作成日時：2020年4月15日 0時
