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．


「美味しかった、結構繁盛してるんだね」



閉店間際を狙って行ったのに待ち時間ができるくらい



沢山のお客さんで賑わっていた。



『おばあちゃんの時からのお客さんさんが



変わらず来てくれてるからね。』



閉店作業をしている彼女の後ろ姿を見ながら待つ



作業が終わったところで一緒に店を出て



雪が降る道を2人で無言で歩き続ける。



『あがって』



その言葉に少し緊張しながら靴を脱いだ。


．

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作者名：檸檬 | 作成日時：2021年2月5日 1時

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