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コネシマさんの御家に着着し馬車を降りる。
あの後、理由を説明するとチーノも敬語を外してくれと言っていたが今回はぴくとが勝っていた。
降りてすぐ目の前には、他の御家よりとても大きな御家が建っていた。
やはりコネシマさんも軍の御偉いさんの息子なんだと確信する。
『なぁぴくと、コネシマさんって第2近接部隊隊長のだっけ…』
「そうだね。レイが一番格好いいって言ってた隊長さんの」
『ひぃ…』
という事は…もしかしたら今日居るん？
やばい…緊張してきた。
機械のようにガッチガチに動く私を見てチーノは笑い、ぴくとは緊張を解してくれた。
ぴくとありがとう…チーノ許さん。
「にしてもデカイなぁ…」
「ですね…」
私達が固まっている間に、メイドさんや執事さんと共にコネシマさんと御両親が出てきた。
『や、やっぱ居るやぁん…』
小声で呟く。
綺麗な琥珀色の瞳にコネシマさんと似た金髪のレスティヒ家の奥様、黒髪にコネシマさんより少し濁った水色の瞳を持ったレスティヒ家の旦那様。
御二方共とても顔が良い為、チーノは美形過ぎん…？と声を漏らしていた。
「ようこそ、ヴェリタ家の皆様。この様な出迎えしか出来ず申し訳ない」
「い、いえっ！！」
チーノがおどおどしながら返事をする。
そんなチーノを見て、私とぴくとは思わず笑いそうになってしまった。
あ〜…私達も挨拶しないと。
『此方こそ、時間に遅れてしまい申し訳ありません。私はレイ・ヴェリタと申します』
自分の自己紹介プラスぴくととチーノの自己紹介もし、本日は御招きいただきありがとうございます、と述べる。
「ふふ、ゆっくりしていきなさい」
コネシマ、部屋へと案内してさしあげなさいと言う奥様。
私は奥様と同じようにコネシマさんの方を見た。
その時のコネシマさんは
「…おう」
冷たい瞳をしていた。
幾ら酷い態度を取ってくる相手でも、この事は少し気になってしまう。
チーノは気付いてなさそうやけど、ぴくとは気付いとるんかな…。
「…い…おい！」
『ぴぎゃい！？』
「何やねんその驚き方。…置いてくぞ」
声の主はコネシマさんだった。
コネシマさんは私達を連れて大広間へと案内してくれた。
「コネシマさん、俺等が最後っすか？」
「せやなぁ…生徒会とプラスアルファはもう来とるで」
「プラスアルファ…？」
ぴくとが誰だろと呟く。
…何となく誰か分かったかも。
私は唯でさえ行くのが嫌な大広間へ、もっと行くのが嫌になってしまった。
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もも王 - レフ君お久しぶりです！Webの方から失礼いたします！相変わらず素敵な作品ですね！これからも頑張ってください！ (2023年1月4日 22時) (
レス) id: a5b41738d1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - たまにミシェルちゃん方が夢主ちゃんに惚れたり…と思ってしまいます。いつまで更新お待ちしていますので、レフト/leftさんのタイミングで、頑張ってください！以上、長文失礼しました。 (2022年8月10日 18時) (レス) id: 40d0f42a45 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - コメント失礼します！夢主ちゃんのはっきり言う性格とっても好きです！夢主ちゃんがミシェルちゃんに正論を言う時なんかスカッときて次の話を見るのも楽しくなってきます！ (2022年8月10日 18時) (レス) @page47 id: 40d0f42a45 (このIDを非表示/違反報告)
レフト/left(プロフ) - ＼(^o^)／さん» コメントありがとうございます！神作品だなんて…光栄です…！ (2022年6月14日 23時) (レス) id: cd48547987 (このIDを非表示/違反報告)
レフト/left(プロフ) - 処刑人さん» コメントありがとうございます！諸事情により更新は月一程度になりますが気長に待っていただけると幸いです (2022年6月14日 23時) (レス) id: cd48547987 (このIDを非表示/違反報告)
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