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車内は凄く広くて、芸能人なんだぁと実感したし、世界に多くのファンを持っているであろう彼が、真横に座ってると思うと何だか凄く申し訳なく思えてきて、私より断然綺麗なその横顔に女性としての自信を失わざるを得なかった(笑)逆に開き直って笑えてきちゃったもん。
「そういえば僕達のMVとか見てくれましたか？」
少し気まずい空気の車内に、ジェミン君の独特な声が響きわたる。1寸の曇りも無いその目と後ろから照らされてる別格のオーラ(思い込み)のせいで真っ直ぐにジェミン君の方を見れない私。ウッ、頑張れ私。
「えっと〜…2020?を見ました」
「ほんとですか！？どうでした！？」
「ヴぁ、」
思った以上の食い付きに喉から変な声が出た。なんだ、ヴぁって。…そして何て言ったらいいか、よく分からんくて途中で見るのやめましたとは言えないしなぁ。
「…ジェミン君、いっぱい映ってたね…」
私が言える最大限の感想。
《君、いっぱいいたネ！》
…これはどこの界隈にも使える共通の誉め言葉(だと勝手に思っている)
「まぁ、確かに映ってはいますけど！なんかもう〜その〜違う感想は無いんですか？」
ジェミン君は少し背筋をピンッと立ててさらに興味津々の様子で話しかけてくる、えっ！待って、どう言えば正解なんだろう。…アイドルの扱いが全く分からない。っていうか3次元の彼を喜ばす言葉が本当に見つからない。
「人がいっぱいいて！うーん…すご、かった？」
「…Aさん、最後まで見てないでしょう」
「…えへ」
そして大袈裟にハァ〜と息をつく彼。
えへ、と言葉を濁したつもりだったが、彼にはお見通しのようだ。
「見てないなら最初からそう言ってくださいよ、はしゃいじゃったじゃないですか〜」
キラキラキラキラ、ウッ、眩しい。
歯が外国の歯磨きCMの様な白さだし、肌は毛穴ひとつ無い。完璧な人間。それが何故私に眩しく笑いかけてるのだろうか。あ、これから私ファンに殺されたりするのかな。っていうな笑いかける以前に話してる時点でもうそういう対象入っちゃってたり？？
勢いで来ちゃったけどコンビニで用終わったらすぐ帰ろう。
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ほのか(プロフ) - 和さん» ニヤニヤしながら見ますね！頑張ってください！ (2021年3月29日 0時) (
レス) id: a62bd22554 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - ほのかさん» 初めまして♪このページに足をお運び頂きありがとうございます(^^)少しずつ更新しようと思っていましたが、直接読者様のお声が聞けたので、今日から本格的に更新していきます♪これからもご愛読よろしくお願い致します。 (2021年3月28日 17時) (レス) id: 7dda73e502 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 早く続きが楽しみです！！！ほんっとに楽しみなんです (2021年3月25日 15時) (レス) id: a62bd22554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和 | 作成日時：2021年2月24日 19時
