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『Aちゃん、ちょっと熱計ってみて』
「もう、大丈夫。」
『ええから計って。』
「……熱だいぶ下がったもん。」
『ほな、下がったん見たら安心するから計ってみて。』
仕方なく熱を計るAちゃん。
病院の時は40度やったし下がったって言うてもまだ平熱ではないやろ。
オレに心配かけたくないってだけで、どこまで意地張るつもりやねん。
ピピっ
『何度やった？』
「もう、だいぶ下がったよ。」
『体温計見せて。』
「…………。」
『見せて。』
ソファーに座ってるAちゃんの前に立って言うとやっと諦めて体温計を渡してくれた。
『38.5度もあるやん。』
「ウチ、平熱高いからみんなほどしんどくないねん。」
どんだけ頑固やねん。
でも、オレもここは譲れへん。
隣に座って話す。
『Aちゃん、迷惑かけたくないって思ってるのはわかる。
でも、今の状態でほっとく方がよっぽど心配になる。
オレおったら嫌か？』
首を横に振るAちゃん。
みるみるうちに目には涙がたまって瞳が揺れていた。
『ごめん。ちょっとキツい言い方してもうた。』
必死で涙止めてる姿を見てられへんようになって思わず抱きしめそうになった。
その瞬間、キッチンで土鍋がコトコト音を立て出し我に返った。
『お粥見てくるしここで待っとってや。』
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アランジ(プロフ) - なおさん» いつもありがとうございます♪これからパス外すのでどうぞまた読んでください。 (2014年2月22日 2時) (
レス) id: 66d3714c8c (このIDを非表示/違反報告)
なお - ３ができたんですね！パスがわからないんで外れるまで楽しみに待ってます！ (2014年2月22日 0時) (携帯から) (レス) id: 8618a3e5a0 (このIDを非表示/違反報告)
アランジ(プロフ) - なおさん» そろそろって思ってるんですけどね(*´∀｀)さぁどうしましょ(笑) (2014年2月12日 21時) (レス) id: 66d3714c8c (このIDを非表示/違反報告)
なお - またまたありがとうございますo(^o^)o今日こそはイチャイチャですかね？ワクワクドキドキ (2014年2月11日 23時) (携帯から) (レス) id: 8618a3e5a0 (このIDを非表示/違反報告)
アランジ(プロフ) - なおさん» 文章力があるやなんて恐縮です。なおさんの好みにハマったんですね。さて、これからどうしようか考え中ですっ♪ (2014年2月8日 0時) (レス) id: 66d3714c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アランジ | 作成日時：2014年1月12日 3時
