ＭＯＯＮＬＩＧＨＴ �勝韮蹌瓧� 2 ページ45
練習室のフロアに上がると、一つだけ電気が着いている部屋があった。
まだ残ってるのかな？
ジョンイナならありえるだけに、心配になる。
近づいても音楽は聞こえない。
そーっとのぞき込むと、ぼんやりと床に座り込むジョンイナ。何となく元気が無さそう…。
ヒョクオッパのいう通り、何か悩んでるのかな？
でも、ジョンイナの事だから、普通に聞いても言ってくれないだろうから、どうしようかなぁ…。
ううん。考えても仕方ない！よし！入ろ！！
なるべくゆっくりとドアを開ける。
カチャリ…という音に、バッとジョンイナが顔を上げた。
｢あ。まだ残ってたんだ。｣
｢ん…。｣
努めて明るく声をかけたけど、ジョンイナの顔は晴れない。やっぱり、ヒョクオッパの言う通り、悩んでるんだ…。
｢どこ、行ってたんだよ。｣
ポツリと呟いた声が、迷子の子供のようで、胸がキュッと音を立てた。
ヌナ達と一生懸命考えた歌謡祭のコンセプト資料を見たら、興味を持ってくれるかな？
そう思って資料を見せたけど、ジョンイナの顔は晴れない。
大好きなバナナウユを子供みたいだって笑うから、なんだか悔しくて無理やり飲ませたら、やっとジョンイナの雰囲気が和らいだ。
良かった…笑ってくれた。
安心して半分こしたバナナウユを飲む。
ふと、ジョンイナを見ると、こちらをまっすぐ見つめる瞳と目が合った。
トクン。
瞳の強さに魅入られたように視線が外せない。
｢…これ。｣
その時。
ぐぃ、と手に押し付けられた包み。
思わず受け取って、ジョンイニの顔を見ると、ぷい、と横を向かれた。
耳が赤い…照れて…る？
｢これ、私に？｣
ちらりと視線をこちらに向けたけど、すぐにまた逸らされた。
｢開けても…いい？｣
そっぽを向いたままだけど、少し頷いてくれたみたい。
小さな赤い袋についたリボンを丁寧に取ると、中にはキャンディ…とカード？
ジョンイニは何も言わない。
小さな瓶に入ったキャンディは綺麗な黄色で、まるでお星様のよう。
可愛らしさに思わず口元が緩む。
そして、緑と赤の縁どりがされたカードをゆっくりと開いた。
｢…これ。｣
自分の声がシーンとした部屋に溶け込むように消えた。
顔を上げると、いつの間にかこちらを見ていたジョンイニと目が合う。
｢好きだったろ。それ。｣
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ステラ(プロフ) - pirokoさん» ｐｉｒｏｋｏ様☆コメントありがとうございます！ちょこっと凹んでいた所だったので、本当にうれしいです。今繁忙期でなかなか書けない状態が続いていますが、暫く亀更新でもお付きあい頂ければ嬉しいです。 (2014年9月18日 0時) (
レス) id: c3640de5c1 (このIDを非表示/違反報告)
piroko(プロフ) - とても面白いです。続きが是非読みたいです。大変だとは思いますが、続き待ってます！！ (2014年9月16日 18時) (レス) id: 63490a15cd (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - マナツさん» マナツ様☆コメントありがとうございます！本当に励みになります。ＳＪがお好きなのですね＾＾お好きなメンバーはいらっしゃるのでしょうか？頑張ってお兄さん達も書いていきたいです！ (2014年8月8日 23時) (レス) id: c3640de5c1 (このIDを非表示/違反報告)
マナツ - めちゃくちゃ面白いです!!!もう少しsuperjuniorが出てくれると嬉しいです!!!続き楽しみですo(^o^)o更新頑張ってください(*^^*) (2014年8月8日 18時) (レス) id: 78ae110d38 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - mchさん» mch様☆コメントありがとうございます！SMF大好きなので、完全に趣味の世界ですが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。コメントとっても励みになります！チャニョルがどう行動していくか、見守ってあげてくださいませ☆ (2014年8月4日 23時) (レス) id: eda0fb1300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステラ | 作成日時：2014年7月20日 0時
