らぷそでぃー in X'MAS Kの焦燥2 ページ41
え？コーヒー？
【ＫＡＩ ＳＩＤＥ】
予想外の言葉にガバッと顔を上げると、ふにゃ〜っと笑ったドンヘヒョン。
「え、だから。今お弁当来たからさ。食後にはやっぱコーヒーじゃん？
てわけで、皆の分買ってきて？」
「おい、ドンヘ…。」
「大丈夫。ちゃんとお金は出すから…ヒョクが！」
「はぁ！？何で俺？！」
目の前で痴話喧嘩？を繰り広げるヒョン達を茫然と見ていたら、目の前に差し出された財布。
「はいこれ。ジョンヒョンとルハンの分も含めて買ってきていいからね。」
「ちょ！！おま！！いつのまに俺の財布を〜！！」
「ヒョク〜。可愛い後輩に払わせるの？トゥギヒョンが怒るよ？」
「ウッ！！」
ウニョクヒョンは財布とドンヘヒョンの顔を交互に眺めて、ガックリと肩を落とす。
「わかったよ…ジョンイナ、行って来い。」
ドンヘヒョンはポンポンと俺の頭を撫でで、またふにゃりと笑った。
ヒョン…俺に気を使って…。
申し訳なくて、もう一回ヒョン達に頭を下げてから俺は練習室を出た。
「ジョンイナ！俺も行くよ！」
テミニが続けて練習室を出てきたけれど、頭を振って止める。
「大丈夫。すぐそこだから、一人で行けるよ。」
でも、と不安そうなテミニの肩を軽く叩く。
日本デビューの関係で疲れてるテミニにまで迷惑かけられない。
ダッシュでロッカーに向かい、コートを羽織ると事務所の外に出た。
雪が降り出した町は賑やかだけど、どこか静謐で。
冷たい空気にもやもやしていた気分が落ち着いてきた。
思いだすのはさっきの事。
なんであの時、動揺したんだろう。
こないだから、俺変だ。
Aの事でイライラしたり動揺したり…。
前はこんなことなかったのに。
そもそも何でイライラする？
Aが誰と喋っていようが、俺には関係ないはずで。
Aが先輩達と仲が良いのは今に始まった事じゃない。
それなのに、何で今？
また頭の中がぐちゃぐちゃになった感じがして、溜息をつく。
目指すコーヒーショップにたどり着いて、人数分の飲み物を注文する。
「…以上でよろしいですか？」
個数を確認して返事をしようと財布を取り出した時に目に留まったモノ。
「あ、これ…これもください。」
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ステラ(プロフ) - pirokoさん» ｐｉｒｏｋｏ様☆コメントありがとうございます！ちょこっと凹んでいた所だったので、本当にうれしいです。今繁忙期でなかなか書けない状態が続いていますが、暫く亀更新でもお付きあい頂ければ嬉しいです。 (2014年9月18日 0時) (
レス) id: c3640de5c1 (このIDを非表示/違反報告)
piroko(プロフ) - とても面白いです。続きが是非読みたいです。大変だとは思いますが、続き待ってます！！ (2014年9月16日 18時) (レス) id: 63490a15cd (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - マナツさん» マナツ様☆コメントありがとうございます！本当に励みになります。ＳＪがお好きなのですね＾＾お好きなメンバーはいらっしゃるのでしょうか？頑張ってお兄さん達も書いていきたいです！ (2014年8月8日 23時) (レス) id: c3640de5c1 (このIDを非表示/違反報告)
マナツ - めちゃくちゃ面白いです!!!もう少しsuperjuniorが出てくれると嬉しいです!!!続き楽しみですo(^o^)o更新頑張ってください(*^^*) (2014年8月8日 18時) (レス) id: 78ae110d38 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - mchさん» mch様☆コメントありがとうございます！SMF大好きなので、完全に趣味の世界ですが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。コメントとっても励みになります！チャニョルがどう行動していくか、見守ってあげてくださいませ☆ (2014年8月4日 23時) (レス) id: eda0fb1300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステラ | 作成日時：2014年7月20日 0時
