みんなの妹 ページ24
この一週間は社内ＳＭＴだった。
【ＢＡＥＫＨＹＵＮ ＳＩＤＥ】
ヒチョルヒョン、テミンの襲来だけでも驚いたのに。
それだけで終わるはずなかったんだ。
「A〜〜〜！」
「オンニ〜〜〜！」
バターンとミーティングルームのドアが開くと、弾丸の様に飛び込んできて
Aに抱き付く二人。
「ちょ…ジンリ！スジョン！危ないよ。」
「だって、中国から帰ってきたら、Aが戻ってきたっていうから！
身体はもういいの？メイクやるってホントなの？」
「どうして教えてくれなかったの！ビク姉もめちゃくちゃ怒ってるから！」
機関銃のように喋る二人にAは固まったまま。
あ。ジョンイニがイライラしてる。
「ちょっと、Aきいてるの？」
「大体そもそも何でオンニがメイクを。しかも何でＥＸＯのメイク担当するのよ。
私たちの処に来るべきでしょ！」
「ヤー！！うるさい！！ミーティングの邪魔だ！出てけ！」
二人はキレたジョンイニに部屋から締め出された。
「「ヤー！キムジョンイン！！覚えてなさいよ！」」
…覚えてなさいよって。どこの悪役だよ。
そして今度は。
「Aはどこなの。」
「シ・シカヌナ…。」
大先輩が来られるたびに対応するジョンミョニヒョンは息も絶え絶え。
練習室をぐるりと見渡したけれど、生憎Aは不在で。
「Aはどこ？」
ヌナ、目が据わってる。超コエエ！！
「え、えーと。今お昼を買い出しに…。」
「何ですって？あの子に買いに行かせたの？もしまた怪我でもしたらどうするつもり？」
うわ。マジで目から殺人光線出てる。
おいタオ。俺にしがみついて泣くのやめて。
「ただいま戻りました〜！ ってあれ？」
A！逃げろ！食われる！
俺の心の叫びは届くことなく。
「A！」
シカヌナの光速ハグを受けて、Aは目を白黒。
「シカオンニ？！」
「もう…危ない事はしないでちょうだい。どれだけ心配したか。」
「オンニ。ごめんなさい。」
殺気までの般若のような表情と打って変わって、慈愛に満ちた目でAを見るヌナ。
絵のように美しい光景に思わず全員ため息をついた。
「A。」
静寂を破るようにシカヌナの声が響く。
「私は諦めてないわ。あなたを少女時代に入れるってこと。」
はあ！？Aを少女時代にだって！？
…いい。それ。俺ペンになる。
って、いやいやいや何言ってんだ俺。
てか。
怪我って何だ？体壊したんじゃないの？
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ステラ(プロフ) - ゆにさん» 初コメありがとうございます！楽しみにしてくださる方がいるなんて…（涙）のんびり更新ですが、頑張りますね！ (2014年7月4日 21時) (
レス) id: eda0fb1300 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに - 面白いです（＾Ｏ＾）続きが楽しみです〜！更新頑張ってください*\(^o^)/* (2014年7月1日 21時) (レス) id: f8d1d6729c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステラ | 作成日時：2013年11月3日 7時
