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『……本当にシュアの事好きなの？』
「……え？」
『正直俺には、お前がシュアのことそんなに好きだとは思えない。本当に思ってるなら、こんなにシュアが悲しむ様なことしない』
ハッキリそう言ったハニ君の言葉が、ぐさりと胸に突き刺さる。
胸が抉られる様に痛い。
そりゃそうだよね。
大事なメンバーの事を思えば、私のこと責めるのも無理はない。
責められても仕方ない、ハニ君は悪くない。
頭ではそうわかっているのに。
「……私の事何にも知らないくせに、好き勝手言わないでよ」
『は？』
かろうじて保っていた細い細い心の糸が、ぷつりと切れた気がした。
「毎日朝から晩まで撮影で、休みどころか睡眠時間もまともにない。どんなに会いたくても会えなくて、声すら聞けなくて、それでも我慢しなきゃいけない私の何がわかるのよ？」
胸の奥にしまい込んでいた思いは、一度吐き出すともう止まらなかった。
次から次へと溢れ出てくる涙と言葉達。
ハニ君は何も言わず、ただ黙って聞いていた。
「私だってとっくに限界越えてる！ 悲しいのも辛いのも、シュアだけじゃない！」
会う事も、連絡さえも満足に取れない私に、いつシュアが愛想をつかすかわからない。
シュアは素敵な人だ。
周りには私なんかよりも綺麗で素敵な人がいっぱいいる。
会えない間に、彼に他に好きな人が出来たら。
いつ、さようならと言われるか。
そんなことをいつも思ってる。
寧ろ不安なのは私の方。
「離れていても僕達は大丈夫」
そう言ってくれた彼の言葉を信じられる余裕なんて、私にはもうこれっぽっちも残っていなかった。
ハニ君との電話から数日。
ハニ君は勿論、シュアからも連絡は一切なかった。
あんな八つ当たりみたいなこと言って、ハニ君も本気で怒ったんだろう。
シュアもきっとハニ君から聞いて、こんな私に愛想をつかしたんだ。
あぁ、終わっちゃったな。
そう思うと悲しいはずなのに、疲れきっていた私はもう涙も出なかった。
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あっこ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました。 これからもお話楽しみにしています。 (2019年5月8日 15時) (携帯から) (
レス) id: 95e960cf6b (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - いちはなさん» いちはなさん、リクエストありがとうございます。かしこまりました、少々お時間いただきますが、しばらくお待ちください。 (2019年5月8日 10時) (レス) id: fe0c652e28 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - あっこさん» あっこさんリクエストありがとうございます。かしこまりました、少々お時間いただきますが、しばらくお待ちください。 (2019年4月14日 15時) (レス) id: fe0c652e28 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - CUROさん» CUROさんリクエストありがとうございます。付き合ってみた、と結婚してみたのどちらがご希望でしょうか？ (2019年4月14日 15時) (レス) id: fe0c652e28 (このIDを非表示/違反報告)
あっこ(プロフ) - いつも楽しくお話読ませて頂いてます。三代目の岩田剛典さんとBTSのSUGAさんの結婚してみたのお話は書けますでしょうか？よろしくお願いします。これからもお話楽しみにしています。 (2019年4月14日 14時) (携帯から) (レス) id: 95e960cf6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ | 作成日時：2019年2月12日 9時
