職業：女優４

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「ね、味見してくれる？」


間宮「いいの？」


「うん、はい、あーん」


間宮「え、あ、あぁ」



祥太朗君の口元に料理を差し出すと、一瞬驚いて、それでもすぐに口を開けてくれた。



間宮「美味い！」


「ホント？ よかった」


千葉「なにイチャイチャしてんのー？」



美味いの言葉にほっとしていると、後ろから声がした。
祥太朗君と同時に振り返るとそこには雄大君。
携帯をこっちに向けているところからして、写真か動画でも撮ってるんだろうな。



「あ、雄大君。雄大君も食べる？」


千葉「食べるー、あーん」


「あーん、どお？」


千葉「うん、美味しい」



にっこり笑って、雄大君は携帯をしまった。
やっぱり動画撮ってたんだな。
後でSNS行きだな、これは。



「よし、出来た」


千葉「ここで３人で食べちゃおうか(笑)」


間宮「それいいな(笑)」


「そうしちゃう？(笑)」



３人で顔を見合わせて笑っていると、リビングから私を呼ぶ声。



竹内「Aー、まだー？」


野村「Aー、おつまみほしいー」


菅田「Aー、早くー」


志尊「A、助けてー！」


千葉「うるさい人達が呼んでるよ」


「早く行かないと、淳君が可哀そう。他はどうでもいいけど」


間宮「持っていくか(笑)」



リビングに戻って、酔っ払い達に１人絡まれている可哀そうな淳君を救出して。
７人で大笑いしながら飲んで。
バタバタしたけど、とても楽しい夜だった。

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