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菅田「Aー、お酒ー」
「自分で取ってこい」
野村「Aー、俺もー」
「あー、うるさい!」
あれから1時間ほどして。
元々飲んできていた6人は、さらに酔っていい感じに出来上がっている。
はじめましての周平君と祥太朗君も、お酒の力もあってすぐ仲良くなれた。
まーくんと雄大君以外はうちに来るの初めてなのに、ここは君達の自宅かって聞きたくなるくらい全員寛いでいる。
志尊「すっかり馴染んじゃったね(笑)」
千葉「俺が取ってくるよ、冷蔵庫開けていい?」
そう言って立ち上がろうとする雄大君。
やっぱり優しいなぁ、この人は。
「いいよ、雄大君。私が行く」
竹内「Aー、おつまみ何か作ってー」
雄大君を引き留めて立ち上がった私に、ついでにお願いといった感じの涼真君。
「はぁ? 自分で作って」
間宮「俺やろうか?」
「祥太朗君ありがとう。でもいいよ、私やるから」
祥太朗君ににっこりと笑って、キッチンに足を向けた。
冷蔵庫からお酒を出したり、おつまみは何を作ろうと考えていたら祥太朗君がやってきた。
お酒も入っているし仲良くなったとはいえ、多分まだどこかで気を使ってくれてるんだろう。
腕まくりをしながら私の隣に並ぶ。
間宮「やっぱり手伝うよ」
「そんな気を使わなくてもいいよ?」
間宮「いや、やってもらってばっかりだし」
「ありがとう、じゃあお酒持って行ってもらえる?」
間宮「うん」
そうお願いすると、テーブルに出したお酒を持って行ってくれた。
でもすぐに戻ってきて、
間宮「何作るの?」
と尋ねてくる。
「だし巻きと枝豆のペペロンチーノ風と塩焼き鳥、あとは……」
間宮「そんな作るの?」
「あの人達食べるでしょ?」
間宮「まぁ食うだろうな」
「でしょ?」
冷蔵庫から具材を取り出して準備していると、それをじーっと見ている祥太朗君。
「あっちで飲んでていいよ?」
間宮「いや、ここでいい」
「……そう?」
その後も、私が作っているのを横で見つめる祥太朗君。
何度か手伝うと言ってくれたけど、それをやんわりとお断りしているから見てるだけ。
時々、うまそーって呟くのがおもしろい。
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リオ(プロフ) - kikiさん» kikiさん、かしこまりました。しばらくお待ちください。 (2018年11月25日 12時) (レス) id: fe0c652e28 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 年下の俳優と年上の俳優verをお願いします (2018年11月24日 21時) (レス) id: 21a39a4148 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - kikiさん» kikiさん、リクエストありがとうございます。特にこの人、などご希望ございますか?あればお伺いしますし、なければこちらで決めさせていただきます。 (2018年11月24日 20時) (レス) id: fe0c652e28 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ユーロさん» ユーロさん、いつもありがとうございます。かしこまりました、しばらくお待ちください。 (2018年11月24日 20時) (レス) id: fe0c652e28 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - いろんな芸能人と付き合ったver書いて下さい (2018年11月24日 14時) (レス) id: 21a39a4148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作成日時:2018年11月9日 12時