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しばらく眠っていたらしい私は、携帯の着信音で目が覚めた。
液晶には『吉沢亮』の文字。
「……はーい」
『あれ、A寝てた？』
「……うん」
『起こしてごめん』
「いいよ、どうしたの？」
『今から行っていいかなと思ったんだけど……声掠れてるけど、どうしたの？』
「風邪ひいた。移すといけないから、今日は来ないで」
『え？ 大丈夫？』
「みーちゃんいるから……」
平気だよ、と伝えようとすると部屋のドアがノックされてみーちゃんが入ってくる。
「A？ あ、電話？」
「ん、亮ちゃん」
「そっか。俺ちょっと事務所戻らないといけなくなったんだけど、お前大丈夫？」
「大丈夫、寝てる」
「何かあったらすぐ連絡しろよ」
「わかった」
そう返事をすると、バタバタと出ていくみーちゃん。
携帯から亮ちゃんの呼ぶ声が微かに聞こえる。
「ごめん、亮ちゃん」
『ううん、水田さんいるの？』
「いたんだけど、事務所戻った」
『今A一人？』
「うん」
『わかった、今から行く』
そう言って、一方的に電話は切られた。
いや、来るなて言ったのに。
それからしばらくして、インターフォンが鳴った。
のろのろと移動してロックを解除すると、亮ちゃんが慣れた様子で部屋へ入ってくる。
「A具合どう？」
「だるい」
「ご飯と薬は？」
「さっき食べたし飲んだよ」
「そりゃそうか、水田さんいたんだもんな。じゃあ早くベッド行こ」
私の手を引いて、寝室へ移動する亮ちゃん。
ベッドに私を寝かせると、亮ちゃんはベッドの脇に座る。
「来ないでって言ったのに」
「そんなこと言って、来るってわかってたんでしょ？」
「……まぁ」
亮ちゃんのことだから、何言ったって来るとは思ってた。
それに体調悪いときは人肌恋しくなるから、来てくれたのは正直嬉しい。
「……ありがとう、亮ちゃん」
「何が？」
「来てくれて」
「珍しい、素直じゃん」
「……もう言わない」
「うそうそ、体調悪いときは甘えなさい」
「……亮ちゃんにはいつも甘えてるよ」
「じゃあもっと甘えていいよ」
「優しいね、亮ちゃん」
「……Aだからね」
そっと頭を撫でてくれる優しい手。
心地よくて、自然と瞼が重くなってくる。
「ここにいるから、ちょっと寝な？」
「……ん」
「おやすみ、A」
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ゆー - セクゾもSixTONESも大ファンなのでめっちゃうれしいです！！ (2019年5月4日 18時) (
レス) id: da25e78b89 (このIDを非表示/違反報告)
寧音(プロフ) - 名前の件も大丈夫です！こちらこそありがとうございます。 (2018年11月8日 7時) (レス) id: d9ed61c0ad (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 寧音さん» 寧音さん、リクエストありがとうございます。かしこまりました、しばらくお待ちください。また以前の名前変換の件ですが、私の方で確認した限りでは問題ありませんでした。その後大丈夫でしょうか？何もなければいいのですが、問題がありましたらご連絡ください。 (2018年11月7日 19時) (レス) id: 17091ee08c (このIDを非表示/違反報告)
寧音(プロフ) - いつも読ませていただいてます！ジャニーズのnewsとの絡みがみたいです！リクエストすみません！ (2018年11月6日 20時) (レス) id: d9ed61c0ad (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ユーロさん» ユーロさん、かしこまりました。しばらくお待ちください。 (2018年11月6日 9時) (レス) id: 17091ee08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ | 作成日時：2018年10月20日 14時
