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お目当てのカフェは平日の昼間だったから、そんなに混み合っていなくて。
案外すぐに席へ案内された。
正直、待ち時間長かったらやめようと思っていたのは内緒(笑)
周りを見渡して、
「うわー、カップルだらけ」
って亮ちゃんは呟いた。
「そりゃそうだよ」
「俺達もそう見えんのかな？」
「見えるんじゃない？」
「ならいいや」
嬉しそうに頬を緩める亮ちゃん。
その顔はとっても素敵なんですけどね。
キラキラオーラが漏れちゃうから控えてください。
気付かれちゃうでしょーが。
「A何にする？」
「コーヒーとチーズケーキとチョコケーキ」
「え、２個も食べるの？」
「どうしても食べたい」
「でもそこまで甘いの得意じゃないでしょ？」
「そうだけど、どっちも食べたいんだもん」
確かに甘いものはそこまで食べれない。
食べ過ぎると胸焼けしちゃうから。
でもこのカフェのチーズケーキとチョコケーキは美味しいって有名で、どうしても食べたい。
次いつ来れるかわかんないし。
「わかった、じゃあ俺がチョコ頼むから半分こしよ」
「いいの？」
「いいよ」
「亮ちゃんありがとう♡」
優しい亮ちゃんはそう言って注文してくれた。
カップルに混じってケーキを食べて、くだらない話をして。
誘ったのは私なのに、お会計は亮ちゃんが済ませてくれて。
「彼女に払わせません」
なんて言ってくれる。
こんなにカッコいいのに、なんでこの人彼女いないのかしら。
不思議。
なんて。
半分は私のせいなんだろうけど。
「ね、亮ちゃんはどっか行きたいとこないの？」
「俺？」
「そう。私の希望聞いてくれたから、次は亮ちゃん」
「んー、そうだなぁ」
カフェを出て、手を繋いでぶらぶら歩きながら亮ちゃんは悩んでいる様子。
「そんなにないんだよなぁ」
「ないの？ 欲しいものとかも？」
「んー、特に？」
「欲のない人だねー」
「……本当に欲しいものは買えないからね」
「ん？」
「何でもない」
小さい声でボソッと呟いた亮ちゃんの言葉は聞き取れなくて。
聞き返しても答えてくれなかった。
ただちょっとだけその横顔が寂しそうに見えて。
「亮ちゃん」
「うん？」
「お揃い、買おう？」
「お揃い？」
「服でもアクセサリーでもなんでもいいから、お揃いが欲しい」
今日の記念に、って付け加えれば亮ちゃんは
「いいよ」
って笑ってくれた。
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ゆー - セクゾもSixTONESも大ファンなのでめっちゃうれしいです！！ (2019年5月4日 18時) (
レス) id: da25e78b89 (このIDを非表示/違反報告)
寧音(プロフ) - 名前の件も大丈夫です！こちらこそありがとうございます。 (2018年11月8日 7時) (レス) id: d9ed61c0ad (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 寧音さん» 寧音さん、リクエストありがとうございます。かしこまりました、しばらくお待ちください。また以前の名前変換の件ですが、私の方で確認した限りでは問題ありませんでした。その後大丈夫でしょうか？何もなければいいのですが、問題がありましたらご連絡ください。 (2018年11月7日 19時) (レス) id: 17091ee08c (このIDを非表示/違反報告)
寧音(プロフ) - いつも読ませていただいてます！ジャニーズのnewsとの絡みがみたいです！リクエストすみません！ (2018年11月6日 20時) (レス) id: d9ed61c0ad (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ユーロさん» ユーロさん、かしこまりました。しばらくお待ちください。 (2018年11月6日 9時) (レス) id: 17091ee08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ | 作成日時：2018年10月20日 14時
