職業：女優２

モニタリング ページ23

＊ユーロさん、リクエストありがとうございます。









＊『赤い糸のその先は』公開中のお話です。





ナレーション『』


スタジオ()






『もしもロケバス内で怪奇現象が起こったら、人は信じる？信じない？』


『今回モニタリングするのは、この３人』


『現在公開中の映画で共演中の同い年３人。AAさん、横浜流星さん、高杉真宙さん！』



(「Aちゃんこの前も出てたのに！」)


(「３人同い年なんや」)



「すみません、ちょっと機材トラブルで……申し訳ありませんがこちらでしばらくお待ちください」


「はーい」



『３人には機材トラブルと伝えて、ロケバスに乗車してもらったところでモニタリングスタート！』


『後部座席に並んで座る仲の良い３人』



(「イケメンに挟まれて座れるとか、Aちゃん羨ましい！」)


(「美男美女ですねぇ」)




「どれくらいかかるのかなぁ？」


横浜「どうだろうね？」


「あ、そうだ。真宙に借りてた漫画読んだ！」


高杉「あぁ、どうだった？」


「面白かった！ 続き読みたいから、真宙の家行っていい？」


高杉「いいよ、いつにする？」


「後でスケジュール確認するー」


横浜「Aも漫画好きだもんなぁ」


「好き♡ 真宙とはおうちで１日中漫画デート出来るから幸せ」


高杉「家から１歩も出ないもんね(笑)」


横浜「俺には無理だー」


「流星はアウトドアだもんね。この前のドライブ楽しかったよ」


横浜「また行こうな」


「行くー」



(「Aちゃん、前も菅田君とデートの約束してましたよね」)


(「ほんまにモテる子やなぁ」)



『Aのモテモテぶりを確認したところで、まず車内の電気を点滅させてみる』



横浜「え？」


高杉「なに？」


「……何だろうね？」



『一瞬驚いたようだが、特に大きなリアクションはない３人』



(「Aちゃん、電気は前も平気そうやったもんな」)



『と、ここで横浜があるものに気付いた！』

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