ISLAND 3-LT-

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Aって抱きしめた時思ったけど
すごい華奢なんだな。

俺に寄りかかって眠るA。

寝顔はまだ幼い。

聞きたいことがありすぎて
勢いよく問い詰める気満々で
ここにきたはずなのに
こんな寝顔を見たら
そんな事はどうでもよくなる。

A…これ見てないよな？

そう思いながら俺のウギョルから
チャンネルを変えて
しばらくテレビに見入る。

スヤスヤと眠るA。

A「オッパのパボ…。」

ボソッとそう言った。

思わずテレビから
視線をAに移す。

起きたのかと思ったら
寝言かよ(笑)

しかもパボってどのオッパだ？

俺何もしてないよな？

って事はさっきまで一緒にいた
ヒチョルか？

テレビを見ながら
そんな事考えてると
Aが起きた。

寝ぼけまなこで俺を見るA。

LT「おっ。起きた？」

そう言うと急に拗ねた顔になって
また寝るって言い始めた。

LT「いや、起きようよ(笑)。俺話あるって言ったじゃん(笑)」

A「私はない。」

LT「なんで拗ねてるの？(笑)」

A「拗ねてない。」

LT「拗ねてないなら話そうよー(笑)。」

A「いや。寝る。オッパのパボ！」

そう言って目を閉じるけど
俺に寄りかかったままのA。

ツンデレかよ(笑)

しかもパボって…
さっきのも俺の事？

思い当たる節がないんだけど？

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