ISLAND Final ③-LT- (ページ14)

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A「ふぅ～。」

歌い終わってため息をつくA。

DH「ほら！先輩のアドバイスがいいから1回ですごい良くなったじゃん！」

A「先輩って(笑)でもありがとう。私なりの歌い方思い出せた気がするよ。」

DH「あとは練習あるのみだな！」

A「よーし！何回でもやるぞ！！」

DH「(笑)」

急にスイッチの入ったAは
「ここはどんな感じがいいんだろう？」
「ここはあの時の事だよね(笑)」
「こっちのサビとラストのサビは歌い方変えた方が良いよね？」
なんていろんな事を聞いてきて。

正直圧倒された。

AはA。

妹みたいなA。

でも今俺の目の前にいるのは
完全にアーティストとしてのA。

俺このままじゃ負けるかも。

なんて俺の気持ちにも
Aの熱意と才能が
喝を入れてくれた。

あーだこーだ言い合う俺たちを
ジョンウンヒョンは
ただ笑って見ていた。

しばらくして
お腹もすき始めた頃。

突然ドアが開いた。

A&DH「「うわっ！！」」

驚く俺たちに笑顔で
真っ先に向かって来たヒョク。

…いや。

俺たちでも俺でもなく
Aに向かって一直線(笑)

その後からみんなが
ゾロゾロと入ってきた。