ISLAND 4-LT-

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HC「なんか思い出した顔してるな(笑)」

LT「えっ？いや…まぁ。でもあの時とは全然違うよ。」

HC「何が違うんだよ？」

LT「ん？気持ちが。今の方が断然大きい。」

HC「ふ〜ん。いいことじゃん(笑)」

それからしばらく飲んで
起きていたみんなも部屋に戻る。

最後にシャワーを浴びた俺は
リビングで寝てるやつら
1人1人に毛布を掛けて
自分の部屋に戻った。

俺のベッドで眠るA。

そうっと頭をなでる。

LT「頑張ったな…。」

A「ん…オッパ？」

LT「ごめん。起こしちゃった？」

眠たそうに目を開けたA。

A「大丈夫。またすぐ寝れるから…。」

LT「そう(笑)疲れただろ？ゆっくり休みな？」

そう言って立ち上がると
服の裾をつかまれる。

Aを見ると

A「オッパ…行っちゃうの？」

寝起きだからなのか心細さからなのか
か細い声でそう言ったA。

LT「じゃあ…Aが寝るまでここにいてあげる。」

A「オッパ…一緒に寝てくれる？今日だけ。」

その言葉にドキッとする。

LT「Aまだ酔ってるの？(笑)」

A「私なんもしないから…お願い？」

そう言われて断れる男がどこにいますか？

それも好きな女子に。

LT「なんもしないって(笑)それ男のセリフ。」

なんてごまかすけど
クイクイってTシャツの
裾を引っ張られる。

LT「わかったよ…。」

落ち着け自分。

そう言い聞かせながら
Aが寝ていた
ぬくもりが残るベッドに
一緒に横になった。

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