32 ページ34
Aがアメリカで
どうなってるのかわからない。
俺たちはツアーが始まり
スヨンとも会う機会も減り
ただただ目の前の
ライブに集中した。
各国を回って
日本のドームツアーも
残すとこあと1日。
YN「最終日。気抜かなかないで頑張るぞ！」
「「おぉぉぉぉー！！！」」
ユノの掛け声でステージに上がる。
Secret Game で始まったライブ。
楽しくて満面の
レッドオーシャンが嬉しくて。
目頭が熱くなる。
Stand by Uを歌うとき
ふと思い浮かんだ
Aの顔。
もう1ヶ月以上会ってない。
あれは気の迷い。
幻だったんだと
言い聞かせながら歌う。
ステージがゆっくり回り出す。
俺のパートを歌った時。
俺の時間は止まったようだった。
何も聞こえない。
誰も見えない。
ただ…俺の目の先には
Aがいる。
なんで？
微笑んで赤いペンライトを
振っている。
呆然と立ち尽くす俺に
ユチョンが気づいて
肩を組んで歩き出す。
YC「だめ。今ライブ中っすよ。」
ユチョンが俺に耳打ちすると
きゃー！というファンの声が響く。
振り返りたい気持ちを抑えて
前へ進む。
そしてライブは終わりに近づく。
YN「次の曲はLove in the iceです。」
その声を合図に
俺らの声が重なる。
Aにわかって欲しかった。
愛してくれる人は
たくさんこの世にいること。
1人じゃないってこと。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 311人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hiro(プロフ) - あ〜何で抱いちゃったのぉ？普通なら抱けなかっただよね。どんな展開になるのかな？複雑！なんでしょうね。 (2016年3月31日 23時) (
レス) id: 5a5da5b3ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：leavemealone
| 作成日時：2015年3月4日 23時
