Promise You 1-JJ- (ページ2)

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1 JJ ページ2

出会ったのは雪降るような
寒い日の夜。

「「お疲れ様でした」」

そう言って事務所を出ると
そこに君がいた。

ガードレールに腰掛けて
寂しそうな顔をして
空を見上げていた。

その横顔がすごく綺麗で
うちの事務所の練習生かな？
って思ったくらい。

君は綺麗だったんだ。

？「ほら！ヒョン行きますよ‼」

チャンミンの声に
我に返って車に乗り込む。

車の中でそれぞれに
イヤホンをして寝ているメンバー。

俺は窓の外を見つめながら
なぜか君のことが
すごく気になってたんだ。

こんな雪の降る夜に
女の子が一人。

事務所の子なら
事務所の中に入るはず。

それとも事務所に
入りたいのかな？

それかサセンの一人なのか？

でも初めて見た顔だった。

事務所から出てきた
俺たちの方に
目もくれなかった。

なんで君は
あそこにいたの？

疑問が頭の中で
渦を巻く。

だけどまぁたまたま
今日いたけだろう。

そう思って俺も目閉じた。

そしてしばらくして
宿舎の前に車が止まった。

マネ「じゃあ明日は午後からだから。ゆっくり休めよ？」

そう言って去っていった
マネージャーを見送り
部屋に戻る。

みんながそれぞれの部屋に
入ってベッドに倒れこむ音がする。

俺はシャワーを浴びて
眠りについた。

この過密スケジュールの中
午後からだなんて久しぶりだ。

そんなことを思いながら
驚くほどの早さで
眠りについた。