80話 ページ33
｢以後お見知りおきを｣
執事は礼儀正しくお辞儀をし姿勢を正すと、手袋をキュッと締め直し男の方へ歩く
｢そのお方をこちらへ渡して貰えませんか？｣
そうコネシマに言うが、コネシマは男を守るように抱きしめ執事を睨んだ
kn｢渡す訳ないやろ...｣
｢...｣
コネシマの横腹に執事は蹴りを入れた
shp｢っ！？コネシマさん！？｣
rb｢お前っ！｣
男を掴み喰おうとしている執事をみんなが止める
だが、相手が強すぎて歯が立たなかった
『まずい...このままだと喰われる...』
tn｢待て！A！｣
トントンの呼びかけを無視し執事に向かって拳を振った
｢....｣
男を喰うのを止め執事は僕の手首を掴み壁に放り投げた
『っ...！』
頭を掴み壁から離してはまた壁にぶつける
普通の人間ならとっくに死んでいるだろう
｢あまり私を怒らせないでください｣
『うぅ...』
｢...まだ生きているのですか？...人間なら普通死んでいるはず...まさか｣
《殺せ》
そう聞こえた時、僕の頭の中が真っ白になった
『う"あ"あああっ！』
目は吸血鬼の目に変わり牙が生える
｢なっ...！｣
執事は驚き力を緩めたその時
バンッと銃声がした
｢っ...｣
トントンは銃声のした方を向くとオスマンに支えられながらグルッぺンが銃を執事に向けていた
あの銃声はグルッぺンが執事に銃を放ったのだと分かった
｢どいつもこいつもっ！！｣
グルッぺンが放った銃の弾は執事の肩を貫通させた
執事は舌打ちをしグルッぺンを睨むと黒い霧に包まれ姿を消した
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海老天(プロフ) - 名無しという名のラムネさん» いえいえ！役に立てて嬉しいです！ (2021年11月5日 19時) (
レス) id: 7c598f5cc0 (このIDを非表示/違反報告)
名無しという名のラムネ(プロフ) - 海老天さん» すみません💦非表示の押し間違えが最近多くて...教えていただきありがとうございます！ (2021年11月5日 19時) (レス) id: a27fd59e7c (このIDを非表示/違反報告)
海老天(プロフ) - バグですかね？84が飛んでる気がします() (2021年11月5日 16時) (レス) id: 7c598f5cc0 (このIDを非表示/違反報告)
海老天(プロフ) - ラムネさん» いえいえ！毎回楽しみにしているので励みになったのであれば嬉しいです！ (2021年10月31日 12時) (レス) id: 7c598f5cc0 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - 海老天さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！とても励みになりました！！ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年8月29日 15時
