【d!】天と地の吸血鬼Ⅱ (ページ21)

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68話ページ21

ＮＯ視点

gr｢...｣

ht｢....｣

椅子に座る2人に沈黙が続く

すると、ロボロか急いで部屋の扉を開ける

rb｢分かったで。2人の居場所｣

そう言い机の上に地図を広げる

rb｢ここや｣

地図のある場所を指さす

gr｢ここにいるんだな｣

rb｢おん。多分、Aも...｣

A....その名前を聞いたみんなは静かになる

tn｢そか、俺が休んでる間にこんな事が起きとったとはな｣

gr｢ったく...迷惑な年中だ｣

グルッぺンはそう言い椅子から立ち上がる

そして、手袋をキュッと締めみんなに言った

gr｢3人を連れ戻すぞ。準備をしろ...戦争だ｣

グルッぺンは不気味な笑顔で微笑んでいた

――――――――――――――――

｢こちらになります｣

そう言い縄で引っ張られながら着いた場所は薄暗い部屋

奥へと進んでいくと左右の壁には人が入るくらいの大きな何かの液体が入った瓶がずらりと並んでいた

sho｢気味悪いなぁ...｣

しばらくすると、拷問部屋のような床に血溜まりがある場所に着く

手枷などが床にあった

kn｢一体何するつもりや。俺らぶん殴ったりするんか？｣

｢そんな...ヒプノ様の食物にそんなことはしませんよ？｣

sho｢食物？俺らが？｣

執事は2人の縄を解くと、いっせに執事に襲いかかった

kn｢ここで死んでたまるかアホ！｣

コネシマは執事に向かい拳を振る....が

kn｢ぐっ....｣

執事はそれを避けコネシマの首を掴む

sho｢おらっ！！｣

シャオロンは執事に蹴りを入れた

執事はバランスを崩し倒れ込む

kn｢はぁ、助かったわシャオロン｣

sho｢そんなんええからはよ逃げんで！｣

シャオロンとコネシマは部屋の出口に向かう...すると

hp｢はいはい、ストップ｣

kn｢！？｣

ヒプノがコネシマ達の目の前に来ると2人の頭を掴む

sho｢あ、あれっ？力が...｣

そして、とうとう立つ力も無くし膝を付いた

｢すみませんヒプノ様...油断してしまいました｣

hp｢大丈夫。これでもう逃げられないから｣

2人はコネシマとシャオロンを運びさっきの場所へ戻す

｢さて、始めましょうか｣