【d!】囚人の皆さん (ページ10)

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7話ページ10

o｢Aちゃーん。お菓子食べたいめぅー｣ｷﾞｬｰ

h｢暇....｣

g｢甘いもの食べたいーーー！！！｣ｷﾞｬｰ

t｢....｣

『あ"あ"ーー！！うるせぇ！！！もう少し静かにしろお前ら！！』

俺が資料をパラパラとめくりながら見ていると檻の中にいる動物(囚人)達が騒ぎ始めた

『お前はこれで暇潰せ！』

そういいトントンとひとらんに渡したのは俺がやりかけて諦めたルービックキューブだ。2つ買ったが俺には集中力がないことに気づき約1時間で放り投げる

『お前らには....はい』

袋に入った煎餅2枚をグルッペンとオスマンに渡した

o｢...煎餅？まぁ、お菓子だしいいか｣

g｢これ甘くないゾ...他のは無いのか？｣

『ねぇよ！！』

｢あ、A先輩ー！｣

囚人と言い争っていると俺の後輩が来た

｢主任がもう今日の監視は終わっていいって。今日は泊まり込みじゃなくてA先輩は家に帰ってゆっくり休んでまた来週来てください！ここは俺らに任せて！｣

『ということは...あのクソ主任が俺に休暇くれたのか？ほーん...分かった。ありがとう後は任せるね』

そう言い俺はここを離れた

俺の家はあるマンションのど真ん中の部屋。滅多に貰えない休暇なので今夜はゆっくりと眠れそうだ

部屋の鍵を開け部屋に入る

『はぁー！！やっと帰ってきたああああ！』

ソファーに座りリラックスする

『あいつらちゃんと看守の言うこと聞いてるかな....あげるもんあげたし、大丈夫かな...』

そう言い眠りについた

｢お邪魔しまーすっと｣

｢鍵開けっ放しってwどんだけ忘れん坊なんですかねw｣

｢あれ？見てくださいよ....ソファーで誰かねむってますよ｣

｢ほんとだ｣

｢縛っとくかぁ...｣

『ん？』

目が覚めると何故か縛られていた

？｢あ、起きました？｣

『うん、お前誰？てか、解いてくんない？これ』

？｢それは無理ですね｣

『はぁ！？ふざけんな！』

クソっ...絶対捕まえてやる...

？｢なぁ見てショッピ君｣

？｢なんすか...｣

？｢この写真見てよ...なーんか見覚えない？｣

！！...その写真っ...

『その写真に....触んな！！』

俺は大切な写真を持った丸眼鏡の男に頭突きをした

？｢っだ！？｣

？｢チーノ！！？？｣

丸眼鏡の男はその場に倒れた

？｢チーノが死んだw｣

？｢もしもーし...あ、死んでますね｣

『俺の大切な写真を触るからだ』