【d!】囚人の皆さん (ページ8)

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6話ページ8

gr視点

部屋に戻ってくるとあの看守がフラフラと歩いているのを見つけた

『はぁっ...ちょっと無理し過ぎたかな...』

g｢...｣

t｢あの2人を助けるの今のうちやろグルさん｣

g｢そうだが...｣

t｢最近グルさん様子おかしいで？あの女になんかされたんか？｣

トントンと話していると

g｢！？｣

t｢ちょ、グルさん！｣

倒れたあの女看守を支える

g｢疲れきって倒れてしまったのか｣

t｢グルさん、逃げへんの？逃げるなら今のうちやろ｣

トントンは隠し持っていた小型ナイフを取り出す

t｢グルさんになにしたんか分からんけどコイツだけは殺す｣

g｢やめろトントン｣

t｢なんで止めるん？グルッぺンは俺らよりコイツの方が大切なんか？みんな必死に逃げとんのに...ゾムなんか、グルッぺンを1人で助けに行こうとしとったんやで？そんな俺らを見捨てるんか？｣

g｢見捨てはせんが...｣

t｢じゃあ何で｣

g｢あのな、トン氏｣

グルッぺンはトントンにある事を話した

A視点

『...ん？』

やば...俺倒れたのか...逃げられたら困るんだよなぁ...主任にギャーギャー言われんの嫌いなんだよ...

辺りを見ると、どうやらここは仮眠室のようだ

『他の看守が運んでくれたのかな...』

それならお礼しないとな

『お前らー、全員いるかぁ？』

？｢まだ痛いめう｣

？｢ヒリヒリする...｣

こいつらだけ別の部屋にしておいた。逃げ出したらマズイからな

俺も痛いし...

『お前オスマンっていうのか？その隣の奴は...ひとらんらん？仲間か？』

o｢それは言えないね｣

h｢さっき会ったばっかりだよ｣

怪しい...仲間だろ絶対

『まぁいいや...逃げたり手ぇ出したりしたらただじゃおかないからな？』

o｢はいはい｣

はいはい...！？

俺は一瞬イラッとしたが抑え仕事に戻った

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

？｢あーあ、大先生がナンパするから通報されたじゃないっすか...｣

？｢え、俺のせい！？ショッピ君だって色んな所にいる子供に話しかけてたやろ！？｣

？｢もう...何とかしてくださいよぉ...大先生｣

？｢だからなんで俺！？｣