【d!】囚人の皆さん (ページ32)

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24話ページ32

r｢ったぁ！？｣

u｢あかんわ...昨日のやつで足やった...｣

今日も囚人達の監視をしようと来てみるとみんな昨日はしゃいだせいで筋肉痛になってしまったらしい

『いや、何してんの...トントンはなんともないのか？』

何故かトントンだけは普通だった

t｢別に昨日みたいなこと普通にやっとるからならん｣

『へぇー』

普通に！？脱獄しようとしてるのでは？？

『はぁ...なんかお前らといるときは絶対何か起こるからなぁ...やめてくれよ？もう』

g｢知らんな...｣

そう言い残し俺は椅子に座り目を閉じた

一体、ペンダントは誰から貰ったんだ...？なんで大切に持っているのか...

《これをAに預けておく...じゃあ...》

『行かないで...っ！？』

o｢どうしためう？｣

c｢急にどないしたん！？｣

ゆ、夢...か？

なんか、懐かしいような...

すると、トランシーバーから通信が入った

【こちら〇〇！応援を要請！外部から侵入者！！】

『侵入者？また？』

俺は背筋を伸ばし立ち上がる

てか、よく侵入できるよな...

『お前ら静かに何もせずに待ってろよ？面倒なこと起こすと懲罰房だからな』

g｢どこへ行くんだ？｣

『ちょっと片付けに行ってくるだけ。囚人は黙って寝てろ』

g｢昔より口が悪くなっているな｣

『俺は昔お前と会ったこともない。じゃあな』

俺は侵入者がいると通信が入った棟へ向かった

g｢...トントン。起きているか｣

t｢あ？起きとるけどどないしたん？｣

g｢侵入者が出たらしい。多分、この感じは――だ｣

t｢....｣

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『確か...通信入ったのここだよな？なんで静かなんだ？？』

廊下にも誰もおらず水の音が響く

『ん？』

よく見ると、奥にフラフラと歩く人影が見える

『あいつか？』

侵入者かと思い人影がある方に走っていくと

『っ！？』

人影の正体は血だらけの看守だった

『だ、大丈夫か？？』

声をかけるも看守はその場に倒れ意識を失ってしまった

『誰が...一体』

今回の侵入者もゾムやシャオロン達と同じようにグルッペン目当てなのか...？

そう思っていると、カツカツとまた奥から足音が聞こえてくる

『だ、誰？』