【d!】囚人の皆さん (ページ27)

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21話ページ27

z｢...寝たか？｣

s｢おん、静かやし...大丈夫やろ｣

ゾムとシャオロンはグルッペンから教えてもらった脱出方法を使い部屋から出た

｢おい｣

s｢っ...！？｣

看守がシャオロン達の方に来た

z｢...悪い。すぐ戻るから｣

そう言いゾムは看守を気絶させた

s｢行くで｣

z｢おう｣

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A視点

もう何時間経ったのか....

『....チッ』

何時間も何時間もこの部屋に閉じ込められ少しずつだがストレスが溜まる

『腹減ったなぁ...』

しばらくすると、部屋の外から何やら騒がしくなった

『なんだ？喧嘩か？』

そう言うと急に部屋の扉が開きシャオロンが入ってくる

『は！？』

s｢はぁ...来たで｣

『何...お前...刑務所抜け出したのか！？わざわざ俺を連れ帰るために？？』

俺はそう怒鳴ってしまった。すると、シャオロンは俺の胸ぐらを掴みこう言った

s｢あぁそうや。抜け出した....だけどな？俺らが来なかったらお前どうなってたと思う？少しくらい感謝せぇ｣

『...お前らに感謝する気は無い』

シャオロンはムッとしたが無視した

『それよりこれ外してくんない？自由に動けないから』

s｢俺鍵持っとらんから無理｣

z｢鍵なら俺持ってんで｣

ゾムが鍵を片手に部屋に入って来た

そして、片足に付いてた足枷を外した

『ふぅ...これでやっと自由に動ける』

そう言い部屋を出ると

『なにこれどういう状況？？』

リビングに3人床に倒れていた

z｢あー、やり過ぎてもうた...｣

『わぁ...まぁいいや』

床に倒れている神と書かれた布を付けた奴とミルクティー色の髪の奴を縛る

s｢手錠は？｣

『取られた』

z｢あれ？ロボロまだ生きとったんか｣

天と書かれた布を付けた奴は頭を摩り起き上がる

？｢てか、死んでないわ...はぁ、ゾムお前やり過ぎやねん...って｣

z｢ごめんな｣

俺は奴のとこに近づく

r｢...｣

『何をしても俺はお前のことなんか覚えてない』

r｢...あっそ...｣

奴はそっぽを向く

1発殴りたいが...まぁこれくらいにしよう

俺は奴を縛り警察を呼んだ

『ありがとうございました』

｢この2人は刑務所から脱走したって聞いたが...｣

『俺が責任を持って刑務所に戻します』

そう警察の人に一礼する

｢わかりました。では、その2人は任せます｣

警察は3人を連行しその場から帰っていった