【d!】囚人の皆さん (ページ22)

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17話ページ22

r｢しんぺい神！？｣

sn｢久しぶりやなロボロ｣

そう言い手を振る

r｢なんでここが分かったん？｣

sn｢そりゃー、ここにロボロがいるなぁって気がしたから？あれ？ロボロ...目真っ赤だよ？誰かに襲われたんか？｣

e｢しんぺいさん...ちょっとありましてね...｣

エミさんはある写真や資料をしんぺい神に渡した

sn｢これ...あの刑務所の看守？｣

e｢はい、その看守の名はAと言いましてね...ほら、覚えてますか？昔、トントンさんが連れてきたあの女の子｣

エミさんがそう言うとしんぺい神は何かを思い出すかのように手を叩く

sn｢あー！あの子？あの子がなんで看守に？｣

e｢しんぺいさんはあの時いなかったですもんね...｣

sn｢あの時って...俺らのアジトの周りに警察がうじゃうじゃといた時？｣

e｢はい｣

r｢ええよエミさん。ここから俺が説明するわ｣

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数年前

t｢Aの親殺した奴らの生き残りの場所をとうとう突き止めたで！｣

k｢マジで！？｣

t｢ロボロのおかげでな。今、多分やけどここにおると思うわ｣

g｢そうと決まればすぐ行くぞ｣

『グルッペン...』

g｢どうした？A｣

『また喧嘩始めるの...？もうグルッペンが怪我するとこ見たくないよ...』

g｢こら泣くな。泣いたら強くなれないゾ？｣

『...Aも行く』

g｢えっ｣

『Aも仕返しする...』

g｢いや、危ないからAは行くな｣

『なんで！Aも行くよ！』

g｢ダメだ｣

『...っ』

g｢ロボロ、Aを頼む｣

r｢おん。気ぃつけてな｣

『.....』

g｢はい、これをAに預けておく｣

『なにこれ...ペンダント..？』

g｢ああ、中には小さく折り畳んでしまったが写真が入っている｣

『本当だ...』

g｢じゃあ｣

『ロボロ...グルッペン遅いよ...もしかしたら...』

r｢そんなこと無いよ。安心して待ってたらグルッペンは帰ってくる｣

『....』

r｢エミさん！｣

e｢どうされました？｣

r｢Aがおらんねん！｣