8話 ページ9
A視点
『ふーん...で、ここに連れてこられたわけか』
あの時眠りにつき目が覚めるとあの赤いマフラーをした紅色の瞳の吸血鬼がいた
その吸血鬼に何故ここに僕がいるのか詳しく聞くと、理由を教えてくれた
t｢おん...で、今日からお前は俺の助手としてここにいてもらうから...他の奴らにはお前が人間やって教えてない。まぁ、知っとんのはグルッペンと俺だけやな。俺の名前はトントンっていうねんけど...今、2人だけの時はトントンでええけどグルッペンとか他の奴らとかがおる時は書記長って呼べよ？｣
なんだよ偉そうに...
『はいはい。書記長ー』
t｢伸ばすな。...はぁ｣
すると、トントンは僕に服やらなんやらを渡す
t｢それに着替えろ｣
わぁ...こんなの本でしか見たことない...
いそいそと服を着替える
t｢着替え終わったか？｣
『うん...わっ！？なんだよ急に！！』
着替え終わりトントンの方を向くと何か香水のようなものを吹きかけられる
t｢人間の匂いを消しただけや。別に毒とかそういうもんちゃうから安心せい。後は首隠さんとな...｣
そう言いトントンはうーんと悩む
すると、トントンは自分がしていたマフラーを外し僕の首に巻く
t｢また買うしそれやっとけ｣
『....』
嬉しくもねぇー...
すると、扉から誰かが入って来た
？｢ねぇとんち！俺の香水知らん！？無いんやけど！！｣
t｢あ、貸してもらったで。ありがとうな｣
？｢え？何の目的で使ったん？？｣
t｢それよりお前ははよ書類せい！｣
そう言いトントンは見た事のあるあの吸血鬼を蹴る
あの吸血鬼はそそくさと部屋を出ていった
t｢はぁ...で、今から仕事してもらうからな｣
僕は書記長...いや、トントンからこの書類をグルッペンに渡して欲しいと言われ、今書類の束を持ちグルッペンという吸血鬼のいる場所に向かっている...
てか重い...一体何枚あるんだろ...
『チッ...散々こき使いやがって...』
そう独り言を言っていると...ガタンと上から物音がする
『えっ...何？？』
上を向くと、何も無かった
『...気のせいか』
気にせず歩く。すると、急に後ろから誰かの気配を感じ後ろを向く
？｢チッス！お前か？トントンの助手ってのは｣
緑のパーカーを着てフードを被った吸血鬼がいた
てか、いつの間に？
？｢これ、トントンのマフラーちゃうん？貰ったん？｣
『そ、そう...多分』
吸血鬼にジロジロと見られる
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くりぃむパン - めっちゃ愛読しているので２周目読みに来ました。主人公の画像ってどこで作ったものなんですか？教えていただきたいです！ (2023年2月17日 13時) (
レス) @page1 id: cbeed890ed (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ぬっこさん» コメントありがとうございます！本当だ...教えてくれてありがとうございます！ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ノヴァ。さん» コメントありがとうございます！励みになりますっ！頑張りますのでこれからもよろしくです(/｡'(ｪ)')よろしクマ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ぬっこ(プロフ) - 作者様っ、あの、26話がないです、、、 (2021年7月29日 8時) (レス) id: c533be7b64 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ。 - えまってこういう系の展開まじで好き過ぎる (2021年7月28日 17時) (レス) id: 19e8c2f272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年6月22日 14時
