43話 ページ44
俺は黙って男について行く
すると、ショッピがいた部屋に着く
？1｢入れ｣
男が扉を開ける
今がチャンスやな
zm｢入るわけないやろっ！｣
そう言い男の顔面に殴りかかろうとしたが手を掴まれ阻止された
？1｢入れって言っているのが聞こえないのかっ！？｣
男は俺の背中に向かって思いっきり蹴りを入れた
zm｢った...」
shp｢ゾムさん！大丈夫ですか？」
あの男の目的は何や...俺には分からん
しばらくすると他の人間が別の牢に集まると抱えていた何かを牢に放り込み鍵を閉めた
暗くてよく見えない...
？1｢全く馬鹿な吸血鬼だ。仲間を助けようとするからこうなるw」
ケラケラと笑うと俺らがいる牢に鍵を閉め立ち去っていった
shp｢一体何がしたいんですかね」
zm｢さぁな。俺にも知らん」
すると、さっき何かが放り込まれた牢から呻き声が聞こえてきた
この声はグルッペンだろう
zm｢グルッペン！？ここにおるんか！？」
gr｢ゾムか...？」
―――――――――――――――――
A視点
『はぁ...はぁ...』
そんなに遠くにいないはず...
前、ツムグから聞いた...ユキナリは体力があまり無いって
『あの2人はいつも一緒だ。だから絶対ツムグはユキナリの体力の心配をしてあまり遠くへは行かないはず...なら』
息を切らしながら辿り着いた場所は分厚い扉がある小屋のような建物
ここは人通りが少なく吸血鬼なんか全然見ない場所だ
建物の前には何かの金属のような物の破片が地面に散らばっていた
『っ！開かないっ...』
扉をドンドンと叩いたり壊そうとしたが分厚過ぎてビクともしない
『ユキナリ！ツムグ！いないの？』
すると、上から何かがポツッと落ちてきてそれが頭に当たる
『った！？何？』
下を見ると鍵があった
さっき頭に当たったのはこれだったのか
『早く開けないとっ』
早くユキナリとツムグの計画を止めないと...
鍵を鍵穴に差し込む
見事、鍵は鍵穴にハマり扉を開けることに成功した
『ユキナリ！ツムグ...』
僕が目にしたものは左右にある檻の中に入っていて苦しんでいたのだろう首や胸を押さえ死んでいる吸血鬼達の姿だった
『なに...これ』
奥から何かを吸う音が部屋中に響く
不思議に思い恐る恐る奥へ歩くと
kn｢...」
ut｢し、しっま...もうやめてぇや」
『っ！？』
奥にいた人間...そう、ユキナリがコネシマに血を吸われていた
ユキナリピクリともしない
死んでいた
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くりぃむパン - めっちゃ愛読しているので２周目読みに来ました。主人公の画像ってどこで作ったものなんですか？教えていただきたいです！ (2023年2月17日 13時) (
レス) @page1 id: cbeed890ed (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ぬっこさん» コメントありがとうございます！本当だ...教えてくれてありがとうございます！ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ノヴァ。さん» コメントありがとうございます！励みになりますっ！頑張りますのでこれからもよろしくです(/｡'(ｪ)')よろしクマ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ぬっこ(プロフ) - 作者様っ、あの、26話がないです、、、 (2021年7月29日 8時) (レス) id: c533be7b64 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ。 - えまってこういう系の展開まじで好き過ぎる (2021年7月28日 17時) (レス) id: 19e8c2f272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年6月22日 14時
