4話 ページ5
sn｢ロボロ。おかえり｣
r｢ん...｣
この人...コンビニで出会ったことあるような...
sn｢で、あの人はどうしたん？｣
r｢あかんかった。やから俺にできることをして帰ってきた｣
あかんかったって...母さんの事？
『母さんが...死んだ...？』
r｢....生きとったのはお前だけやったみたいやな。無事で良かった((『良くない...』...｣
『良くないよ....なんで僕だけ置き去りにしたんだよ...父さんはっ....父さんは生きてるよね？生きてるよね...』
僕はその場に泣き崩れた
sn｢落ち着いた？｣
『っ...少し...家に帰って1人になりたい...』
r｢あー...その事なんやけどな...人間界への扉がもう閉まってもうたんや...｣
『...え？』
じゃあもう帰れないってこと...？
sn｢次に開くの後10年後くらい？｣
『10年後！？』
r｢この世界の10年後は人間界で言うと約5年後だから大丈夫。あっという間や｣
何があっという間だ....
sn｢もう首元の傷治ってると思うよ？｣
『...本当だ』
そういやあの吸血鬼...母さんを殺した相手を知ってるって言ってたな...
『なぁ、眼鏡をかけていて金髪で、赤い瞳の吸血鬼知らない...？』
r｢知っとるけど...そいつに会いたいんか？｣
『話したいことがあって。会わせて欲しい』
僕がそう言うと小さい吸血鬼は
r｢分かった。その前に｣
小さな吸血鬼は僕を押し倒しこう言った
r｢他の吸血鬼達に襲われんよう俺が"印"を付けたるからじっとしててや｣
『は？ちょ、待っ...』
抜け出そうと体を動かすが彼にがっちり固定されているため抜け出せない
彼は僕の首元に牙を立てる
『い"あっ...』
r｢ん...｣
首元から出た血を彼はペロリと舐める
r｢ん、終わったで。吸血鬼は鼻がええからこれで他のやつに襲われることないやろ｣
『あれ...』
鏡を見ると、牙を立てられた場所にある印が付いていた
r｢"俺のもの"っていう印や｣
『...はぁ』
r｢嫌ならここにまた戻ってきたら消すから｣
小さな吸血鬼はそう言うと僕から離れ部屋の扉を開ける
r｢ついて来て。連れて行ったる｣
僕は小さな吸血鬼について行くことにした
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くりぃむパン - めっちゃ愛読しているので２周目読みに来ました。主人公の画像ってどこで作ったものなんですか？教えていただきたいです！ (2023年2月17日 13時) (
レス) @page1 id: cbeed890ed (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ぬっこさん» コメントありがとうございます！本当だ...教えてくれてありがとうございます！ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ノヴァ。さん» コメントありがとうございます！励みになりますっ！頑張りますのでこれからもよろしくです(/｡'(ｪ)')よろしクマ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ぬっこ(プロフ) - 作者様っ、あの、26話がないです、、、 (2021年7月29日 8時) (レス) id: c533be7b64 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ。 - えまってこういう系の展開まじで好き過ぎる (2021年7月28日 17時) (レス) id: 19e8c2f272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年6月22日 14時
