3話 ページ4
｢すまないが、血を分けてくれないか...？｣
そう言うと人間は怒り狂ったかのように言った
『嫌だって言ってるだろ！？そのまま死んでしまえ！』
このまま死ぬとトン氏がなんと言うか...
｢すまない...許せ｣
俺は人間を床に押し倒し首元に牙を立てた
人間は｢痛い｣などを言っていたが飲むのに夢中になり過ぎて気にはしなかった
｢はぁ...｣
首元から離れると、人間は涙を流しながら気絶していた
俺は人間の首元から少し出ている血を拭う
？｢やっぱりな｣
？｢おー、久しぶりだな｣
ニコッと笑いながらそう言うが彼はムスッとした顔で俺を睨む
｢天と書かれている布を顔に付けた小さな吸血鬼ロボロくんでは無いか｣
r｢そんな情報いらんわ。お前が殺したんか？｣
｢いいや、1人は地界の収容所から逃げ出した奴らが殺った。今からそいつらをもう一度片付けてくる...この人間を頼む｣
気絶した人間をロボロに渡す
r｢ん？この人間の匂いなんか覚えあるなぁ...｣
｢そろそろ深夜になりそうだ...手当でもしてやってくれ｣
そう言い俺は逃げ出したあいつらを追いかけることにした
A視点
『...ん...』
目が覚めると見たことの無い天井が目に映った
『頭...痛っ』
貧血だろうか...頭がフラフラする
？｢大丈夫？｣
『っ！？だ、誰？』
神と書かれた布を顔に付けた人が話しかけてきた
？｢怖がらないで大丈夫だから...俺はしんぺい神｣
『お前も...吸血鬼...？』
そう言うとしんぺい神という奴はこう言った
sn｢吸血鬼だけど...あまり血を飲まない吸血鬼と言ったらいいかな？｣
『...？どういう事？分かんない...でも、吸血鬼は吸血鬼だろ？で、ここは何処なんだよ』
sn｢ここは人間界じゃ無くて...信じて貰えないかもしれないけどここは天界なんだ｣
天界...？
sn｢今は数少ないけどあちらこちらに吸血鬼がいてね...俺もその1人なんだ｣
『天界って...予言では天界とか地界とかは聞いたことあるけど...嘘じゃ...無いのか？』
なんかさ...そう見せ掛けて家にいました的な...
sn｢いや？本当だけど｣
『...！母さんは...？』
母さんはまだ生きているはずだ...父さんにも伝えないと！！
『母さんは！母さんはどうなったの！？』
sn｢落ち着いて。まだ俺にも分かんないから...今ロボロが見に行ってるから｣
すると、扉から天と書かれた布を顔に付けた小さな人が部屋に入ってきた
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くりぃむパン - めっちゃ愛読しているので２周目読みに来ました。主人公の画像ってどこで作ったものなんですか？教えていただきたいです！ (2023年2月17日 13時) (
レス) @page1 id: cbeed890ed (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ぬっこさん» コメントありがとうございます！本当だ...教えてくれてありがとうございます！ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ノヴァ。さん» コメントありがとうございます！励みになりますっ！頑張りますのでこれからもよろしくです(/｡'(ｪ)')よろしクマ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ぬっこ(プロフ) - 作者様っ、あの、26話がないです、、、 (2021年7月29日 8時) (レス) id: c533be7b64 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ。 - えまってこういう系の展開まじで好き過ぎる (2021年7月28日 17時) (レス) id: 19e8c2f272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年6月22日 14時
