29話 ページ30
『....』
｢はいはい分かったよ。そんなに睨むなよ｣
もう1人の自分は｢お手上げだ｣と言い両手を上げる
『殺したの？殺してないの？』
｢知らん｣
『はぁ〜〜...』
僕はもう1人の自分の頭を軽く叩く
｢いでっ...｣
『もし殺したとしてお前スッキリした？』
｢....分からない｣
もう1人の自分は胸に手を当て言った
｢だけど、ここがモヤッとした。本当にこれでいいのかって思った｣
『....』
僕はもう1人の自分を抱きしめる
『ごめんな。僕がもっと母さんを見ていないから...』
｢べ、別にお前のせいじゃないし...僕も悪かった｣
すると、急に目の前が明るくなる
―――――――――――――――――
『んあ？』
gr｢お、A。起きたk((『うわっ！？』))痛っ｣
目が覚めるとグルッペンが目の前にいた
僕はびっくりして起き上がりグルッペンと頭をぶつけた
gr｢痛いゾ....｣
『ご、ごめん...』
あれ...？僕、トントンのとこに連れていってくれたんじゃ...何故グルッペンのとこ？
『ねぇ、トントンは？』
gr｢トン氏は今忙しいから今日は私がお前の面倒を見ることになった｣
『なるほど...』
それじゃあ何か手伝わないとな....
『ねぇグルッペン。何か手伝うことってある？』
gr｢手伝うこと？んー....無いな｣
無いのか？相当グルッペンは暇なのかな....
gr｢暇なら遊んでやっても構わないが？｣
『もうそういう年頃では無いんで結構です』
僕がため息をつくとグルッペンはこう言った
gr｢あの2人、何者か知っているか？A｣
『2人？2人って...ユキナリとツムグのこと？』
gr｢ほう...ユキナリとツムグというのか...そうだ｣
グルッペンは何かを書きながら言った
gr｢大先生とシャオロンが怪我をした。少し顔を見せてやったらどうだ？｣
『け、怪我...？』
まさか、僕の...せいで...
あの時の記憶が頭の中に浮かび上がる
Aは急いで部屋から出て医務室のような場所を探す
『僕のせいで....僕のせいでっ』
無我夢中で走っていると歩いていたコネシマにぶつかった
kn｢うぉっ！？A！？｣
『あ、ごめんなさいっ！』
kn｢こんなに急いでどないしたんや？グルッペンから逃げてきたんか？｣
Aは顔を横に振り言った
『グルッペンから...大先生とシャオロンが怪我したって聞いて...僕のせいだから...謝りたくて...』
今でも泣き出しそうになる
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くりぃむパン - めっちゃ愛読しているので２周目読みに来ました。主人公の画像ってどこで作ったものなんですか？教えていただきたいです！ (2023年2月17日 13時) (
レス) @page1 id: cbeed890ed (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ぬっこさん» コメントありがとうございます！本当だ...教えてくれてありがとうございます！ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - ノヴァ。さん» コメントありがとうございます！励みになりますっ！頑張りますのでこれからもよろしくです(/｡'(ｪ)')よろしクマ (2021年7月29日 10時) (レス) id: 264a03172a (このIDを非表示/違反報告)
ぬっこ(プロフ) - 作者様っ、あの、26話がないです、、、 (2021年7月29日 8時) (レス) id: c533be7b64 (このIDを非表示/違反報告)
ノヴァ。 - えまってこういう系の展開まじで好き過ぎる (2021年7月28日 17時) (レス) id: 19e8c2f272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しという名のラムネ | 作成日時：2021年6月22日 14時
