【d!】無口軍人 [男主] 弐 (ページ17)

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61話ページ17

ＮＯside

rb｢みんな急に集まってもらって悪いんやけど、なんで集まったか分かるよな？....｣

ロボロはみんなに問いかけると、みんなは暗い顔をしながら黙り込む

os｢俺がここ任された時にそんな事が起こってたなんて....｣

ut｢俺もびっくりしたわ。エーミールに応援呼ばれて向かったらβ国の王様が死んどったし....トントンとゾムは今大怪我で医務室で医療中やし....｣

ht｢国王を撃ったルフィア帝国の男...グルッペンの銃を持っていた。グルッペン無事でいるといいんだけど｣

sho｢無事でおるのは100%無いと思うで。何せ相手はルフィア帝国....拷問も普通の国とは桁違いや｣

腕を組みシャオロンはひとらんらんに言った

その後、ひとらんらんは何かを言おうとしていたが、言うのをやめ自分の手を強く握りしめた

kn｢.....相手がグルッペンとAを人質にしてる中、俺ら簡単に動かれへんよな｣

em｢そうかと.....｣

rb｢あれからショッピ君がルフィア帝国のネットをハッキングしようとしたけど、あかんかった。セキュリティが強化されとったから相手の様子が分からん状態や。一度、Aに渡したGPS辿って居場所特定するわ｣

os｢分かった。一応、ルフィア帝国と戦えるように準備しておこう。......戦争が起こるかもしれない｣

tn｢.....俺は一体何をしとるんや。こんな時に｣

ベッドから体を起こすと、布団をギュッと握り締めた

tn｢しんぺい神。通信機くれへんか？｣

sn｢え、うん｣

しんぺい神は通信機を部屋から持ってくるとトントンに渡した

カチカチとトントンは通信機を操作すると耳に付けた

tn｢........もしもし。今大丈夫か？｣

ザーッと砂嵐が聞こえた後、男の声が通信機から聞こえてきた

【？｢久しぶりトントン。大丈夫だけど....何かあった？｣】

tn｢それの事なんやけど....｣

トントンは今までの事を全て男に伝えた

【？｢.....なるほど、分かった。グルッペン達は俺に任せて｣】

tn｢すまん頼むわ。ちゃんと準備したら俺らもそっち向かう事にするから......無理はするなよ｣

【？｢無理なんかしないよ。俺はグルッペンに忠誠を誓った....それなりの覚悟はできてる｣】

そう言うとブチッと通信が切れた

tn｢ルフィア帝国に潜伏中やったけど.....仕方がない｣

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｢...行くか｣

通信機を隠すと、紫のマフラーを首に巻き部屋を出た