【d!】無口軍人 [男主] 弐 (ページ1)

今日:7 hit、昨日:5 hit、合計:13,131 hit

45話ページ1

ＮＯside

軍兵｢ただいま戻りました....イグ・メイニア女王｣

ig｢よくやったわ。目標はちゃんといるわよね？｣

軍兵｢はい。それと、あの2人は計画に失敗したと見て排除致しました｣

ig｢まぁ！仕事が早くて助かったわ！｣

女王は手を合わせ喜んだ

軍兵｢それと、我々の敵国でもある我々国の幹部の1人を口封じ、もう1人を銃で撃ち倒しました。勿論、女王様のご命令通り殺しはしていません｣

ig｢これで、我々国を潰す計画が一つ進んだわね｣

机の上に置かれたチェスの駒を前に進めた

軍兵｢そう言えば....銃で撃った我々国の幹部....敵国幹部リストに乗っていなかったんですよね｣

ig｢.....その幹部の特徴を教えなさい｣

チェスの駒の動きを止め軍兵を見る

軍兵｢特徴は....髪色は灰色で、身体能力が高く((ig｢......え？何故連れてこなかったの？｣))....っ！！｣

駒を握り締める

ig｢何故連れてこなかったのって聞いているのよ！！｣

軍兵｢も、申し訳ございません！！｣

ig｢その上、その幹部を撃った！？｣

軍兵は土下座をし冷や汗を流す

女王は使いに指示を出し、使いから1枚の写真を貰うと軍兵に見せた

ig｢それって、この子じゃないかしら？｣

その写真に写っていたのは、灰色の髪色の少年だ

ig｢この少年はA。前に説明したはずよ？この少年を見つけたら捕まえる事と....今回連れてきたのはあの少女だけなの？｣

軍兵｢も、申し訳ございません！！！お許しを！！｣

ig｢私はあの少女よりAを連れてきて欲しかったわ。.....計画失敗ね。計画を失敗した者はどうなるか....分かるわよね？｣

軍兵｢〜っ！！｣

王室の扉から白衣を着た男性が入ってくる

ユキナリ｢お呼びですか？女王様｣

ig｢こいつ排除して欲しいの。頼める？｣

ユキナリ｢女王様のご命令なら喜んで｣

軍兵は顔を上げると、怯えた顔をしユキナリから逃げるように後退りする

軍兵｢じ、女王様っ！お許しを！！お許しを！！！｣

ユキナリ｢あーあー逃げんなって。失敗しちゃったのかぁ、残念だねぇ｣

そう言いユキナリがポケットから取り出したのは、メスだった

軍兵｢ひぃ！！！女王様！！｣

ig｢失敗したのでしょう？失敗した者は...｣

女王はチェスの駒を両手で持ち真っ二つに折った

ig｢こうなるのよ？｣

軍兵｢そ.....な......嫌だっ！！｣

ユキナリ｢大丈夫大丈夫。一瞬だからな｣

軍兵｢女王様っ！！女王様！！！！じ.....

...｣