11. ページ12
.
＿＿レラ
誰かが私を呼んでいる。
＿＿＿私の愛しいレラ
気が付くと私は、いつの間にか辺り一面自然に囲まれた空間に立っていた。
それは初めて見る光景だったが、初めて来たとは思わないないほど落ち着く場所だった。
先程聞こえた声を頼りに足を進めると、とても美しく咲く一輪の白い花の傍に誰かが立っているのが目に入った。
『あなたは誰？』
正体を確かめる為、目の前に立っている人物に私は声をかけた。
＿＿＿＿さぁ、私にも分からないの。
そう言って私の目の前で儚く微笑む彼女は眩しいくらいに輝かしかった。
まるで彼女の傍に咲く一輪の白い花のように
『なぜ私の名前を知っているの？』
＿＿＿＿＿それは、
『……何、今の。』
彼女が口を開いた途端、まるで言わせないと邪魔するようなタイミングで目が覚めた。
今までとは違う夢 見たことの無い夢
『(…私の名前を知ってる理由、聞けなかった。)』
なぜこんな夢を見たのか不思議に思いつつ、どうせただの夢、深く考えすぎない方がいいと思い考えるのを放棄した。
『あれ…そういえば、私昨日どうやって帰ったのかしら。』
「ロアクがお姉様を抱えて送ってくれたのよ。」
先に起きていたツィレヤに聞かれていたらしく、誰が送ってくれたのか教えてくれた。
『そう、なの。…迷惑かけちゃったわね。』
「そうとは限らないんじゃないかしら。
ロアク、とても嬉しそうだったのよ。」
『…嬉しそう？』
「えぇ、優しい目付きでお姉様を見つめていたもの。」
『…そう、お礼言わなきゃね。』
ロアクの所に行ってくるとツィレヤに一言伝え、彼の元に足を運んだ。
「…まったく、姉様も鈍感ね。」
﹣﹣﹣﹣﹣﹣﹣﹣﹣﹣﹣﹣﹣﹣
ちなみに白い花というのは蓮の花をイメージしています。
なぜ蓮の花なのかと言うと、
まず公式様の「アバター/AVATAR」というタイトルは、ヒンドゥー教・インド神話等に出てくる「神の化身」という意味が由来になっています。
そのためせっかくならば、ヒンドゥー教で大切にされている蓮の花を一つの繋がり要素として入れてみようかなと思い書き入れました( ´`)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 51人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レネ(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます🫶🏻素敵なコメントを頂くことが出来てとっても嬉しいのですが、お知らせを見て下さると分かる通り続きは出せません〜〜申し訳ないです、ごめんなさい>< (1月21日 16時) (
レス) id: 54cecfccbb (このIDを非表示/違反報告)
レネ(プロフ) - pさん» コメントありがとうございます。連載当初はネテヤムルートで終わらせるつもりだったので死なせる予定は無かったです〜!!応援ありがとうございます、せっかくのお言葉ですが、ここで更新は終わりにさせて頂きます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)) (1月21日 16時) (レス) @page13 id: 54cecfccbb (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 続きがすごく気になります笑 (1月8日 20時) (レス) @page12 id: 42c5da2094 (このIDを非表示/違反報告)
p - ネテヤムって4ぬ世界線ですか？更新頑張ってください。 (12月31日 19時) (レス) @page9 id: 33f442fbaa (このIDを非表示/違反報告)
レネ(プロフ) - むらさきさん» コメントありがとうございます…！マイナーな作品をテーマにしてるのでモチベが中々上がらなかったり、更新が遅かったりするんですけど、応援して下さったコメントを励みに頑張ります！ありがとうございます( ¨̮ ) (2023年2月26日 22時) (レス) @page11 id: f152a05d5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レネ | 作成日時：2023年2月5日 8時
