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「あのラギーさんが？」
アズールさんにラギーさんがバイトに来てくれると伝えると、少し驚いたように、そういった。
『有名なんですか？ラギーさん』
「ラギーさんは、手先が器用で有名ですからね…でも、アズールは、ラギーさんに警戒されているみたいで…」
クスクスとジェイドさんが笑いながらそういった。
「野生の勘ってやつで警戒されてるんだよねぇ」
ウケる。そう言いながら、フロイドさんがケラケラと笑っていた。
「…笑いすぎです…まあともかく、人手が増えるのはありがたいことです。Aさんありがとうございます」
4人でそんな話をしていると、VIPルームの扉がコンコンと音をたてた。
ガチャ…
扉を開けると、ラギーさんが立っていた。
『ラギーさん！お待ちしていました！』
キョロキョロと周りを見渡しながら立っていた、ラギーさんをVIPルームに通した。
「やっぱりここは落ち着かないッス…」
そういうと耳がペタンと頭についていた。
椅子に座ったラギーさんの前に、アズールさんが座った。
「ラギーさん、この度は、モストロラウンジでのバイトをお手伝いしていただけるみたいで…」
「Aくんに割りのいいバイトがあるって聞いたんで…」
そんなラギーさんの言葉を聞いて、アズールさんは契約書を持ってきた。
「はあ、さすがアズールくんッスね…しっかりしてるや…」
そんな文句を言いながらもしっかりと、契約書に目を通していた。
「俺、呼び出しあったらそっちを優先させるかもしれないッスけど…」
「構いません…では、よろしくお願いしますね」
そう言って、ラギーさんの名前が書かれた契約書を満足げに見ると、もう一枚紙を出した。
「一応、シフト表です。記入して提出してください」
ラギーさんはシフト表を受け取ると、そそくさとモストロラウンジから出て行った。
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ぼろ(プロフ) - 魔朝さん» はじめまして！コメントありがとうございます！すごく励みになってます！これからも、ぜひ見ていってください。 (2021年1月20日 17時) (
レス) id: 49b799caca (このIDを非表示/違反報告)
魔朝 - 続編でも頑張ってください！ (2021年1月20日 7時) (レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼろ | 作成日時：2021年1月18日 21時
