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いよいよ、決戦の時…
最近、出費が激しくて頭を抱えているAです…
それも、これも、目の前で肉に囲まれて、目をキラキラとさせている、ハイエナさんのせいです…
「やっぱ、飯は肉が一番うまいッスね！」
そういって満足そうに肉を頬張っている…
「こんないい肉そうそう食べれないッスからね…食い溜めしておかないと」
食い溜めって…
『そういえば、今日は、植物園に行かなくていいんですか？』
「今日はレオナさんに行けないって言ってあるんで大丈夫ッス！肉食う方が大切ッスからね」
レオナさんって…あのサバナクロー寮長？
『寮長と仲がよろしいんですね？』
「んー、仲がいいんじゃなくて、利害の一致ってやつッス」
持ちつ持たれつってヤツッスよ
そう言ってラギーさんは、シシシッと笑った。
『ラギーさん、バイトとか興味ないですか？』
気がついたら、そんなことを口走っていた。
「もしかして、モストロラウンジのバイトッスか？」
『はい。働いた分だけ、給料は入るしどうです？』
んー…引かれるけどな…
そんなことを言いながら少しうんうんと唸っていたが、腹を決めたのか、顔を上げた。
「俺、レオナさんのお世話もあるから、なかなか大変なんスよ…それに、レオナさんにも金貰ってやってるから、俺に損はないし…俺がモストロラウンジでバイトするだけのメリットがあるなら、やってもいいッスよ」
『…ま、賄いも出ます！』
「んーもう一声欲しいッスね…」
ぐぐぐ…足元を見られてる気がする…
『逆に、何があったら、やってもいいって思うんですか？』
全くラギーさんの求めるもう一声が見つからず、直接聞いてしまった…
「いや、特にないッスよ、もう一声って言ったらどこまでやってくれるのか試しただけッス」
シシシッと笑ったラギーさんを見て、苦笑いした…
「いいッスよ、レオナさんの呼び出し優先させてもらうかも知れないッスけど…」
『いいんですか？』
「金が儲けられるなら何でもやるッスよ！ご馳走様ッス！」
そういうと、ラギーさんは立ち上がった。
『ラギーさん！今日の授業後、モストロラウンジでお待ちしてます！』
そういうとラギーさんはヒラヒラと手を振って食堂から去って行った。
とりあえず、人手ゲットです｡
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ぼろ(プロフ) - 魔朝さん» はじめまして！コメントありがとうございます！すごく励みになってます！これからも、ぜひ見ていってください。 (2021年1月20日 17時) (
レス) id: 49b799caca (このIDを非表示/違反報告)
魔朝 - 続編でも頑張ってください！ (2021年1月20日 7時) (レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼろ | 作成日時：2021年1月18日 21時
