恋の関３【ツイステ】 (ページ24)

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『っっっーー！！！』

目が覚めた。

…夢？

最悪な夢だった…

寝巻きは、汗でぐっしょり濡れていた…

時計を見るとまだ深夜の2時だった…

もう一度眠ったらまた…あの夢を見るかもしれない…

そう思ったら…

なんとなく眠ることが出来ずに、寮のキッチンへ向かって、ホットミルクを作ることにした。

ミルクを温めていると、ふと背後に気配を感じた。

振り返ると…

「こんな時間まで、起きているのか？」

『マレウス様……少し眠れなくて…』

そういうと、マレウス様は、私の手元をマジマジと見つめていた。

『えっと…ホットミルクなんですけど…飲みますか？』

「いいのか？」

そういうと、マレウス様は、嬉しそうにキッチンにある椅子に腰掛けた。

『蜂蜜…入れても大丈夫ですか？』

「あぁ…」

コトン…

『お口に合うといいんですが…』

「…頂こう…」

マレウス様は、ホットミルクを飲むとバッとこっちを見た。

「うまい…」

『きっとよく眠れますよ？』

マレウス様のおかげで、少し、気分が晴れた気がした。

『では、おやすみなさい…』

そういうと、マレウス様が近づいてきた。

「Aが、よく眠れるように、まじないをかけてやろう…」

そういうと、マレウス様におでこをツン…とされた。

「おやすみ…A…いい夢を…」

部屋に戻ると、すぐに眠気が襲ってきて、私は夢の中に入って行った。