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絶対に、学園長の思い通りには、なりたくない…




「全く、クルーウェル先生ってば、お節介なんですもん…まさかあの魔法を解除するなんて…」




「したんですか?キス…?」




『…貴方には関係のない事です…』




学園長は、何を考えているのか…




あ…こんな時に、私のユニーク魔法が役に立つんじゃん…




「……Aさん?残念でしたね…私に貴方のユニーク魔法が効くとお思いで?」




…ですよね…




「まぁ、このことは目を瞑ってあげます…私、優しいので」




『それで…何故私を呼んだんですか?』




…早く帰りたい…




「バイパー君とのことですよ?分かってましたよね?」




『…分かってます…色々あって、学園長の言いつけを破ってしまったことは認めます…ですが…』




「言いつけだなんて…私は、お願いしただけですよ?」




…この…カラス…よく抜け抜けと…




『…私はここの生徒である前に、バイパー家の従者です…もしもの時は…そちらを優先させていただきますので…』




そういうと学園長は、ニコリと笑った。




「ええ、分かっていますよ?」

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作者名:ぼろ | 作成日時:2020年11月19日 17時

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