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ジャミル様の部屋から帰って、私は、急いで【人から認識されなくなる魔法】を完成させた。
もう、見つかるわけには、いかない…
流石に、寮の時は、普通にしているが、学校にいる時は、【人から認識されなくなる魔法】を自身に掛け続ける。
教室にいる時も、授業が終わって、生徒が移動する時には、魔法を使い…
もともと、人より魔力に自信はあっても…
お昼には、かなり疲弊していた。
『これ、もっといい方法考えないとな…』
人通りの少ない場所のベンチに座ってお昼を食べていた。
「見つけましたよ？Aさん」
背後から声をかけられて…私は、急いで振り返った。
『っっ…！どうされました？ジェイドさん…』
同じクラスのジェイド・リーチさんだった。
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作者名：ぼろ | 作成日時：2020年11月19日 17時
