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ジャミルside





次の日、教室に向かったが、Aのことを見かけることはなかった。




「ジャミル…元気ないな…」




カリムが心配そうにそう言った。




「Aは、どこのクラスなんだ?」




「俺の隣だから、C組だな!」




…そんなことも俺は知らなかったのか…




C組の教室をチラリと見ると、Aの姿はなかった。




はぁ…とため息をつくと、カリムは苦笑いをした。

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作者名:ぼろ | 作成日時:2020年11月19日 17時

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