【２】食用人類、拾いまして【浦.島.坂田.船】

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『……』



晩ご飯を食べ終わり、今リビングでふかふかなソファに寝っ転がっている。…はぁ、眠い。

腕を目の上に乗せ、目を瞑ればすぐに眠ってしまいそうだった。…お風呂に入らないと



『…あっ、部屋綺麗にしないと…』


う「俺がやっといた。」


『マジ？…ありがたい。』



起き上がろうにも体に力が入らない為、諦めて再びソファに体を預ける。…あー、限界。



さ「…A」


『ん？どうかした？』


さ「……」



しゃがんで私の顔を見つめる坂田を見れば、そのまま無言で私の首元に顔を埋めて来た。擽ったいなぁ



『坂田、くすぐったい。』


さ「……んー」


『坂田、離れて。眠いの』


さ「俺は眠くない」


『だろうね。』



私は動きすぎて辛いんだよー…。

組織は公安によって壊滅させられるし、逃げる為に警官とやり合いすぎたし……。



そ「お風呂だけ入って寝ちゃえば？」


ま「さかたん、離れてあげなー？」


さ「いやや…」


『お風呂に入りたい、けど体に力がはいん、ない…』



ぽつりぽつりと眠気と戦いながら、そう答える。目の上から腕を退かし、未だ私の首元にいる坂田の頭をポスポス撫でる。んー、撫でてはないな



さ「…A、きょう一緒に寝よ？」


『いーよー…。…お風呂入ってこよ』



頑張って体を起き上がらせ、フラフラとお風呂へと向かう。あー、眠い眠い。

そしてリビングを出た瞬間、後ろの方から「なんで坂田ばっかり！！！」という声が聞こえた。わー、うるさい。


ーーー♧♤♡♢ーーー


どうも、作者のアイシャルトです！
なんと今日はハロウィンの日ですね！

トリックオアトリート！なんつって…((

そして前に言った通り、新作が出来上がりました！良かったらお願いします！
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