▲▽ｌｏｖｅｓｔｏｒｙ▽▲＿三代目JSB 2

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．


楽屋では―――――



｢えっ、臣どうしたの!?｣


イカツイ顔であたふたする隆二。




｢またAちゃんといちゃラブかいな、ムカつくやっちゃなぁーーー｣



｢健二郎さん、なんかかわいそうっすね(真顔)｣




ブツブツうるさい健二郎と、

真顔で酷いことを言うエリーたん(((




｢俺も帰って彼女といちゃいちゃしたいなぁ｣


と、彼女の写メを見つめながら

何かと彼女いますよアピール中のギンギン剛典さん。





｢彼女。彼女。彼女かぁ．．．｣




｢直人さん、大丈夫ですよ。いつか見つかりますよ。｣





岩ちゃんが羨ましい彼女募集中の直人さんと、



何故か慰め方が虚しくなる、なおきんぐ。








．








．

結果。







｢臣帰ったし、飯、行っちゃいますか！｣



｢｢｢はーい｣｣｣





ということで、



皆さんお帰りに。






一方登坂氏は―――――――







｢お疲れ様でしたー！｣



と、マネージャーに返し、






人通りの無い道で車から降りた。


家からは少し遠くなるけど、



人に見つかったら、それ以上に遅くなりかねない。





マネージャーからの返事も聞かずに、





勢い良く駆け出す。




怪我したら、ヤバいってこと、



こんな時は頭の片隅にも居なくなる。






．







．







走りに走って、




ついた家。



チャイムも押さず、

ドアノブを捻った。




鍵は開いていて、勢い良くドアを開けようとすると、






ガチャンｯという音だけがして、




ドアは開かない空振り状態。




｢はーい｣


と部屋の方から声がして、




近付いて来る足音を聞き、数秒後、





｢臣君、チェーン掛けてるよ？｣




外すから少し待って、と、ドアは閉まり、


途端にすぐ開いた。






｢臣君チェーン掛けてるのに開けようとしてたでしょ｣



かわいいｯと笑うA。






．







正真正銘、俺の１歳年上の奥さんです。

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