▲▽ｌｏｖｅｓｔｏｒｙ▽▲＿三代目JSB 2

＿守るから▽登坂広臣＿1 ページ8

．広臣side





12月のある日。




俺は仕事終わりの楽屋で帰る支度をしながら、



新婚ほやほや。俺の妻であるAにメールを送る。





“今日、メンバーと飯行くことになった 今日帰り遅くなるわ ごめん”





とさっき決まったメンバーとの飯の約束の報告とお詫びの言葉を送る。






そしてまたメンバーと盛り上がっていると、



スマホが揺れた。






メールが来ていて、


送り主はA。







．






｢えっ!! マジ!!?｣





叫んだ俺に、


一気に目をむけるメンバー。






でも今の俺は




そんなメンバーを気に出来る状況では無くて、







．







｢すいません！俺飯パスでｯ！


お先です、お疲れ様でしたぁ！！｣







と、楽屋のドアを思い切り開け、







｢車出してー！｣




と、マネージャーに呼びかけると、






何事か?と、マネージャーはすぐに車を出してくれた。







Aに、




“今すぐ帰るから待ってて”



と急いでスマホをタップして

メールを送った。








．







今日、



もしかしたらこれまでに無いくらい



幸せな日かも。






いつの間にかニヤニヤしてたらしい俺に、




マネージャーから冷たい視線。







それも今なら気になんないわ。






Aから来た

“私、臣君の子供出来ちゃったかも”



とかかれたメールを見て思った。

2→←再開のお知らせ

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す