HIROの秘蔵っ子2

失恋…？ ページ9

「ねぇ、龍友くん」



数原「ん？」



「私、ホントに龍友くんのことが好きなの」



数原「は？僕10代は無理やもん。


何回も言ってるやん。子供やで？


お前は妹みたいなもん」



「…泣」



数原「そーゆーとこが子供やってゆうてんねん


すぐ泣くなよ」



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ーガチャ


片寄「おはようございま〜す…？」



ソファの上でうずくまるAを発見



片寄「ん？どうしたの？


今日早いね」



「りょ…たくん…泣」



片寄「え、ちょ、なんで？



どうしたん？なんで泣いてんの？」



「…うぅ…泣」



小森「おはようございまーす！…？！



どうしたんすか？」



片寄「朝来たら泣いてて…


何も話してくれないんだよね…」



「…泣」



中務「…おはようございまーす」



小森「ちょ、裕太くん


Aちゃんが泣いてるみたいなんで、話聞いてあげてください」



中務「…なんやA！



失恋か〜？なんて笑笑」



「…ふぇっ…泣


うわぁーん…泣」



片寄「ちょ、裕太くん！


何泣かせてんの！」



小森「え、失恋て龍友くんに？」



「(こくり)」



小森「え、何で？」



「…子どもだからって…泣」



片寄「え、いつ？」



「昨日の…夜」



「「…何でだ…？」」

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