→ ページ50
「…ありがとう…」
数原「…」
無言のまま楽屋に引きずり込まれる
私たちの異様な雰囲気に、メンバーは何も言わずに外に出て行った
ードサッ
少々雑に椅子に座らされると
「…っん///」
噛みつくようなキス
数原「…」
どんなに腕を叩いても、離してくれない
「…はぁ…はぁ…///」
やっと解放されたけど、目を合わせてくれない…
「…龍友くん…」
数原「ムカつくわ〜」
ービクッ
今まであまり聞いたことのない声
数原「…」
ーちゅ
「…ひゃっ///」
数原「…」
ーちゅ
ーちゅ
さっきスタッフさんに掴まれたところにキスをされる
数原「…ムカつく…」
言葉では怒ってるけど、触れる唇は優しくて
数原「Aは僕のだって口外できないのが一番ムカつく」
「…///」
数原「お前もそんな簡単に触られんな」
「はい…」
ーぎゅー
龍友くんが抱きついてきて、子どもみたいだなぁなんて思いながら頭を撫でてると…
片寄「あのぉ…
もう入ってもいい?笑」
「う、うん!ごめんなさい…」
恥ずかしい…
メンバー居るの忘れてた
でも、龍友くんは気にしてないようで、離れない
白濱「龍友くん、スタッフさん打ち合わせにくるよ」
バレてはまずいので、急いで離れる
「じゃ、私外出てくるね」
ーグイッ
数原「仕事ないなら居ったらええやん」
「…あ、うん…」
それからずっと不機嫌な龍友くんの隣で打ち合わせを聞いている
ス「…という流れでいきたいと思いますのでよろしくお願いします」
GENE「「よろしくお願いします」」
ス「失礼します」
ーーーー
数原「…さっきの人…前からあんなことしてくるん?」
「うん…」
数原「…はぁ…
絶対2人きりになるなよ」
「うん」
297人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:KaYo | 作成日時:2018年8月18日 23時