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「…ありがとう…」



数原「…」



無言のまま楽屋に引きずり込まれる



私たちの異様な雰囲気に、メンバーは何も言わずに外に出て行った



ードサッ



少々雑に椅子に座らされると



「…っん///」



噛みつくようなキス




数原「…」




どんなに腕を叩いても、離してくれない




「…はぁ…はぁ…///」



やっと解放されたけど、目を合わせてくれない…



「…龍友くん…」



数原「ムカつくわ〜」



ービクッ



今まであまり聞いたことのない声



数原「…」



ーちゅ



「…ひゃっ///」



数原「…」



ーちゅ



ーちゅ




さっきスタッフさんに掴まれたところにキスをされる



数原「…ムカつく…」



言葉では怒ってるけど、触れる唇は優しくて



数原「Aは僕のだって口外できないのが一番ムカつく」



「…///」



数原「お前もそんな簡単に触られんな」



「はい…」



ーぎゅー



龍友くんが抱きついてきて、子どもみたいだなぁなんて思いながら頭を撫でてると…



片寄「あのぉ…


もう入ってもいい?笑」



「う、うん!ごめんなさい…」



恥ずかしい…



メンバー居るの忘れてた



でも、龍友くんは気にしてないようで、離れない



白濱「龍友くん、スタッフさん打ち合わせにくるよ」



バレてはまずいので、急いで離れる



「じゃ、私外出てくるね」



ーグイッ



数原「仕事ないなら居ったらええやん」



「…あ、うん…」



それからずっと不機嫌な龍友くんの隣で打ち合わせを聞いている




ス「…という流れでいきたいと思いますのでよろしくお願いします」



GENE「「よろしくお願いします」」



ス「失礼します」



ーーーー


数原「…さっきの人…前からあんなことしてくるん?」



「うん…」



数原「…はぁ…



絶対2人きりになるなよ」




「うん」

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作者名:KaYo | 作成日時:2018年8月18日 23時

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