HIROの秘蔵っ子2 (ページ26)

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→ 数原side and you side ページ26

迎えに行くと、ストレッチ用マットの上で熟睡中のA

数原「やっぱり昨日はあんまり眠れんかったんかな」

隣に座って頭を撫でていると…

ヒロ「あれ、寝てんの？」

数原「あ、お疲れ様です！

今迎えに来たら熟睡してて…」

ヒロ「マジか笑笑

あ、数原…昨日の収録の話なんだけどさ」

数原「あ、はい」

ヒロ「んー、外で話すか」

数原「はい…」

ーー

ヒロ「で？昨日何があった？」

数原「昨日の収録で、RさんとCさんと一緒だったんですけど…

僕らがいないところで、Aが暴言吐かれたみたいで…」

ヒロ「なるほどね…それで数原も共演NG？」

数原「つい…カッとなってしまって…

実際、顔合わせてしまったら、僕が何言ってしまうか分からないんで…」

ヒロ「了解。あと調整してもらって

あのさ、Aに伝言頼みたいんだけど」

数原「はい」

ヒロ「とみいちが帰ってくるって伝えといて」

数原「分かりました…」

ヒロ「じゃ、お疲れ～」

数原「お疲れ様です！」

ーーー

数原「A～そろそろ帰るぞ～」

「ん…寝てた…」

数原「爆睡してたで笑笑

あ、HIROさんから伝言なんやけど

とみいちが帰ってくるって」

「え！トミゾウ帰ってくるの？！」

数原「誰？それ」

「私のマネージャー！色々あって仕事休んでたの」

数原「マネージャーおったんや…」

「ちょっとダディーのとこ行ってくる！

すぐ戻ってくるから！」

数原「はいよ」

ーーーー

「ダディー！！トミゾウ帰ってくるってホント！？」

ヒロ「さっき電話きて、息子さん幼稚園に入るから戻って来れそうだって」

「やった～」

ヒロ「本当にお前は好きだな笑笑」

「大好き♡」

ヒロ「もう、気分は楽になったか」

「…ん」

ヒロ「有名になってくれば、アンチとかが出てくる。

お前がやりたくないなら、無理に引き止めないけど…」

「…でも、私がやるって決めたから…」

ヒロ「もっと数原とか周りの人を頼れ」

「…うん…」

ヒロ「数原待ってるんだろ？」

「あ、待たせちゃってる」

ヒロ「明日も頑張れよ～

お疲れ」

そう言って私の頭を撫でると、ダディーは部屋から出て行った