I hate it , but… Ⅲ (ページ8)

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使用人同士の会話が聞こえた

使)｢ねぇ！A様帰ってきてるらしいわよっ｣

使)｢え？ほんとに？ってか知ってる？あの噂｣

使)｢噂？何それ？｣

使)｢この前の渋谷での事件あったでしょ？｣

使)｢それ、引き起こしたの悟様で｣

使)｢あと、渋谷壊滅させたのはA様だって噂〜｣

使)｢え、そうなの、、死亡者もかなり出たって｣

使)｢怖いわよね〜、私たち今から殺人犯にご飯…!?｣

Aは盗み聞きをしていたが我慢できず

『誰が殺人犯だって？』

使)｢っ！？ A様っ！！お、お久しぶりでございます(焦｣

『で、話の続きは？話しなよ』

使)｢いや、、その、｣

『変な噂流さないでくれる？』

『命かけて非術師守ってる術師がバカみたい』

『お前らみたいな非術師守るくらいなら私は術師を助けてた』

『術師だっていっぱい死んでんだよ、、お前ら守るために、、』

『そこんとこ、はき違えんなよ(圧』

そう言い放って Aはトイレには行かずそのまま部屋に戻った

部屋に戻り何もすることがなく昔読んでいた呪術の本を読み返す

気づけば3時間ほど経っていた

使)｢A様、ご飯の準備が出来ました｣

襖を開けず使用人が話しかけてきた

『うん、すぐ行く』

そう言って本を元の場所に戻しご飯を食べる広間まで歩く

広間に着くと席は2つだけで立派なご飯が用意されていた

『(うわぁ、量多っ、、)』

静かに座りお爺を待ち同時に食べ始める

何も言わずただ黙々と食べるこれが五条家のルール

その時玄関の方からﾄﾞｽﾄﾞｽと足音がかすかに聞こえた

『ﾓｸﾞﾓｯ？、、？』

その足音はだんだん近づきてきて A達のいる襖を開けた

『っ！おにぃっ！？』

五)｢やっぱり爺さんいたって、Aもいるじゃん｣

爺)｢悟っ！無事であったか！？｣

五)｢うん、全然大丈夫〜｣

五)｢で、Aはなんでいんの？休みだから？｣

『そう、おにぃは？』