I hate it , but… Ⅲ (ページ49)

今日:31 hit、昨日:1 hit、合計:25,906 hit

149 ページ49

そして月日は経ち卒業式当日

悠二以外の3人にだけ秘密にされた虎杖悠仁の死刑執行日

いつもと変わらない朝

Aはいつものように1番に部屋を出て廊下で3人を待つ

ｶﾞﾁｬ… という音で恵が出てきてその次に野薔薇

そしていつものように悠二の部屋のドアを叩いて急かす野薔薇

悠二以外の3人は知らない悠二が迎える最後の朝を_____

虎)｢ちょっ、ちょっ！おっけー！準備終わり！｣

廊下に4人が揃い顔を見合わせると 4人で同じ言葉を同時に言った

虎釘伏)｢『卒業おめでとう_____』｣

ハモったことに驚いて朝から笑う4人

少し盛り上がりながら 4人で横に並び話しながら教室まで歩く

教室に着くと黒板には｢卒業おめでとう｣の文字

机には青い薔薇のコサージュと花束

釘)｢なんか、卒業って感じね、、(ﾆｺ｣

伏)｢早かったな 3年間｣

虎)｢なぁ初めて俺らが話した日のこと覚えてる？｣

『覚えてる、コインロッカーの前でしょ？笑』

釘)｢懐かしいわね笑｣

伏)｢俺ら強くなったよなあの頃から｣

釘)｢当たり前でしょ私たちはもう立派な呪術師なんだからっ｣

五)｢やぁみんなっ！おはようー！｣

五)｢そして卒業おめでとう(ﾆｺｯ｣

A達は少し寂しさを感じながら無事 4人で卒業できたことに嬉しさを感じた

高専の卒業式はそんな大掛かりなことはせずただ担任から卒業証書をもらい HRがあって終わった

釘)｢ねぇみんなで外に出て写真撮りましょっ｣

『賛成っ！行こー！』

そう言って外に出て4人で写真をおにぃを撮ってもらった

伏)｢五条先生も入ってください｣

五)｢え？僕もいいの？｣

釘)｢いいに決まってんでしょっほら早く笑｣

A達はみんなで肩を組んで笑顔で写真を撮った

それから真希さん達がお祝いに来てくれて大きな花束を貰った

午後2時少しお祝いムードが落ち着いた時おにぃと悠二が消えた

『あれ？悠二は？これからみんなで原宿行くって約束したのに』

そう言って高専を少し探したがどこにも見当たらなかった

探している時真希さんとパンダ先輩がコソコソ話しているのが聞こえた